いよいよ待ちに待った?支援センターでの次女の面談。
母子分離で次女と私がそれぞれ臨床心理士さんと面談をする…というものらしい。
しかし長女と次女にどう説明するかがなかなか悩ましかった。面談の間は長女には預かり保育を利用してもらうことにしていたのだけど、次女がいないことにかなり不満そう。支援センターは普段よく遊びに行っているところなので、次女だけ連れていくとなると当然うらやましがるし…
次女は次女で、お母さんと二人で支援センターに行けると思ったら、別々の部屋で先生と遊ぶ、となると、なんで!?となるだろうしなー。
というわけでなんとか考え出したのが、
「長女ちゃんはなかよし(仮名・療育のこと)行けるけど、次女ちゃんは行けないでしょ?それだと次女ちゃんがかわいそうだから次女ちゃんも先生と遊んでもらえるところを探したんだ!支援センターの奥のお部屋なんだよ!みんなは入れない特別なお部屋だよ!だからその日は長女ちゃんは預かり保育ね!なかよしの日は次女ちゃん一人でバス乗って帰って来てるでしょ?それと同じ、ねっ!!」
二人とも何がなんだか…という顔をしていたけど、気圧されたのかなんなのか、一応わかったと言ってくれた。ふー…
で、面談当日。
何しろお馴染みの支援センターなので、知り合いに会ったりしないかハラハラしつつ(こういうの発達界隈ならではの悩みだよな)奥の面談室へ。
次女はちょっと不安そうだったけど、担当の先生がやってきて、子供用の面談室におもちゃがいっぱいあるのを見るとコロッと騙されて入っていった。
ううう、なんか心が痛むよう…
で、私は以前担当してくれた心理士さんと別室へ。
さて、今日は次女はどんなことをするんですか!?どんなアプローチをしてくれるんですか!?と鼻息を荒くする私に対して、
「そのへんはね、次女ちゃんと仲良くなることが先ですから…今日はまずお母さんのお話を聞かせていただこうと思ってね。ご実家はお近くですか?育児を助けてくれる人はいる?」
…あ、あれ?そういうノリですか?次女の面談というより、むしろ私のカウンセリング的な…?
そういうのを求めてたわけではないんだけどなーと思いつつ、聞かれるままに話す。
両親とは疎遠になっていること。
両親は夫婦仲が悪くて、夫婦喧嘩と母の愚痴を聞かされて育ったこと。
私が結婚するというときになってもなお揉め続け、夫にまで負担をかけ始めた両親に嫌気がさして、連絡を取らなくなったこと。
それでも長女が産まれたときは初孫の誕生を喜んでくれて、しばらくは長女を中心に和やかに過ごせていたこと。
でもそこにコロナがあり、長女の様子もどんどんおかしくなってきて、会わせづらくなるうちに日が経ってしまったこと。
今さら孫が障害児だなんて打ち明けられなくて、元々腹を割って話せる存在ではなかったのに、ますます何も話せなくなってしまった。
ましてや育児の相談に乗ってもらうとか、助けてもらうなんてとてもとても…
と聞かれるがままに話すうちに、あ、あれ…?目から水が…
ひいいいい!これがカウンセリングってやつか!
もちろんカウンセリングでは話をするだけで、解決策を考えるのは私なので、何かが解決するわけじゃないんだけど、話すだけでもちょっと楽になった…かなあ?いや、なんか自分がすごくかわいそうな境遇なんじゃないかって気がしてきて逆にツラいような…
あと何しろ家の近所の支援センターなので、カウンセラーさんとどっかで顔を合わせたら気まずいな。
でももしかしたら、自分の状況はカウンセリングが必要な状況なのかもしれない。民間で受けようと思ったら費用も高そうだし、無料でカウンセリングを受けられるのはもしかしたらありがたいの…かも…!!
しかしここで問題があり、なんとか泣き止んで次女と合流し、長女を預かり保育に迎えに行くと、次女なしでの預かり保育が寂しかったらしく大荒れ…
長女はコミュ力の低さやら、運動神経の悪さ&不器用さゆえできない遊びも多いから親しい友達が少なくて、預かり保育にお友達が来ていない日は、次女が心の拠り所みたいになってるんだよなあ。
私のカウンセリングのために長女が荒れるのはそれはそれで気が重い。次女の発達相談がメインなら、次女のためだし長女もがんばってもらおう!って思えるんだけど。
でもこうやって自分を後回しにするとそれはそれで後で厄介なことになりそうではある。てか面談では一応次女の様子も見てもらえるんだし、通うべきではあるんだよな。
長女もなんとか自立してくれないかなあ。預かり保育をきっかけにお友達ができる、みたいに、うまいこと運んだらいいんだけどな…。