薬をお渡しする時の違和感 | 楽しそうな病院薬剤師❄良雪のブログ

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やくざいしとして、遊び人として、エンジニア?として、
日々感じたことをつらつらと書いていきます。

おはようございます
それではまたひとつお話をば。

まず、院外処方箋についてお話します。

知っている方もいるかとは思いますが、最近の病院なんかは院外処方箋を発行して、診察を受けた病院ではなく、外の調剤薬局で薬をもらう、と言う流れだと思います。

うちの病院ではほとんど院外処方箋を出していません。
他所の病院で80%を超える、院外処方箋に対して、今だ10%後半くらいです。

院外処方箋の仕組みや経緯などはまた後日にでも話します。


さて、では院外処方箋がほぼ発行されてないとどうなるか。

想像してみてください。外来患者さんの700枚近くの処方箋を一日で調剤することと、
加えて、入院患者さん(400名程)の内服薬、注射薬も調剤する。

なかなか骨が折れます。
この詳しい話はまた日常のお話にでも。


では本題です。
薬をお渡しする時の違和感について。

毎日様々な内容の薬をお渡しします。
風邪、花粉症、生活習慣病、痛み止め……etc
多岐に渡ります。
大体の場合、簡単な説明をしてお渡しするのですが、
その際に少し、患者さんとお話をする時があります。
どんな話をするか?
一つ、事例とその返答を簡単に紹介しますね。

「症状ない時飲まなくてもいい?」
→薬によります。
・生活習慣病の場合は継続してください
・風邪薬や痛み止めなどは止めたり減らしても大丈夫です。ただし、抗生物質(バイキンをやっつけるもの)は必ず最後まで飲み切りです。



こんなやり取りをよくします。
数あるなかのあくまで質問の一部ですけれど、このやり取りのなかで違和感を感じました。

感じた理由は、患者さんは薬をどう言う風に考えているのかな? です。

ほとんどの患者さんは、薬は全部言われたとおり飲まなきゃいけない。
そう言う風に考えていらっしゃるように感じます。

私たち薬剤師はある程度薬に関しては専門ですし、飲み方や効果などは熟知しているので、説明なども出来ます。

しかし、私たちの考え方で患者さんと話してもなかなかうまく行きません。

患者さんは機会がなければ、薬は飲まなくてもいいですし、まして、健康なら必要のないものです。
薬のことなど知らなくて当たり前です。出来れば飲みたくありません。

そんな患者さんが、医師の診察を受け、薬をもらい、言われた通りに薬を飲む、と言うことは当たり前かもしれませんが、

薬をのみたくない、少しでも減らしたい。

と考えるのは至極、当たり前の事だと思います。

むしろ、すべての薬は全部飲まなければいけない、と考えさせてしまっているのが、なんだか違和感を覚えました。
薬を飲み、症状が出さない事は当たり前だと思いますが、薬をのみたくないと思うのも、また当たり前の事だと私は思うのです。
患者さんの考えで、どこに重点を置くかで変わってくることだと思いますが、そこまで診て、お話して薬をお渡しできたらいいなぁと思いながら、実行する毎日です。


ものによっては、症状ない時減らしてもいいですよ、と話すと凄く喜んでもらえます。
こちらとしても、喜んで帰ってもらえる方がいいですしね。


長くなりました。
iPhoneからなので、文章が変かもしれませんね。仕事の後、また見直しておきます。
それでは。