短パフェ憲法を一周して | 趣味で受験する司法試験予備試験からの司法試験受験、中小企業診断士試験その他各種資格検定試験

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旧司法試験(論文6回不合格)や中小企業診断士試験(2次不合格5回)、過去に合格した行政書士、社労士・日商簿記1級、基本情報・応用情報技術者、第14回紛争解決手続代理業務試験、司法試験予備試験(H29R1,3,4論文不合格R2口述不合格R5合格)、R6受験する司法試験の話など

まだまだ野暮用にも追われ受験専念には程遠いのですが、
その後、短パフェ憲法一周目の後半を解き終え、
それと並行して古江事例演習刑訴を半分ほぼ読み進めました。
憲法は、予備試験においては、
短答において、
法律7科目の中では配点も270点中30点と9分の1な上、得点が水物になりやすいという科目の特性もあり、
比較的あまり詰めてインプットはしない科目でした。
予備論文でも、その配点のウエイトも10分の1と高くありませんでしたし、
しかも、評価Fでも比較的論文合格はしやすい科目でもありました。
(予備論文は、極論すると、4割ぐらいは実務基礎、次に刑法民訴刑訴が勝負どころというイメージです)
 
しかし、司法では、
1500点満点のうち、
憲法は短答50点、論文175点(100÷800×1400=175)であり、
しかも、短答の憲法足切りというものがありえます。
さらに、科目の配点のウエイトとしても15%。
そうなると、
予備の時はやや「空気」と化しがちだった憲法ですが、
司法では、ちょっと気合入れて強化するべきだとは言えるでしょうね。
 
私は、「予備短答は子供の遊び」と、このブログで書き続けてきましたが、
司法の短答の位置づけについては、まだ不知に近い段階です。
もちろん、舐める気は全くありません。
予備短答も、舐めてないから、6回の受験全て法律科目だけで合格点超えできてきたんです。
試験の世界で一番の敵は、「舐めてかかること(舐めプ)」「(現状に満足して)慢心すること」だと思っていますからね。
 
さて、憲法の短パフェ一周したことになるので、その振り返りをしておきますが
 
(短答だと私でも語る資格がありますね。
論文だと、予備も、①短期合格②上位合格③半分以上A評価で合格
補充的に④合格者で2年連続科目A
これのどれかに当てはまらないと、語るのは自由でも、説得的とは思えません。
私は、結局、2年連続A評価の科目は予備論文では一つもありませんでしたし、
まあ、そういう「論文合格のノウハウ的なもの」は、
上記①②③の一つ以上に当てはまる方々に委ねます。
昨年R5の予備論文ネット再現者の方々(私が定量評価の対象とした方々)では、
①②③全てにあてはまる方も何人もいらっしゃいますね)
 
短パフェ憲法後半は、自分では
「うわあ、間違え過ぎやろこれ」と感じてたんですが、
206問中40問の不正解でした。
 
旧司法時代の私は、
憲法20点民法20点刑法20点1問1点合計60点の択一答練模試で、
(概ね45点前後が合格ライン)
54点の時→「まあ普通やったな」
53点→「いまいち(テンション↓)」
52点→「悪っ!」
55点→「まあまあやな」
56点→「お、今回はええな(やや上機嫌)」
みたいな風に遊んでましたが
 
(いや、遊ぶなやと。
なお、
57~59点(それぞれ1回で、どれも1位)→
1年目 1位やあああああ!
2年目 今年も1位取ったな
3年目 また今年も1位になっとるなあ…
当時は、成績優秀者は名前が載ってましたが、
択一(短答)の答練模試なんかで毎年無双するほど虚しい世界もないもんでした)
 
昔そんなんだったんで、
その感覚からすると、
まあ、何ら強化してない裸の状態で、
416問中84問の不正解。
正答率80%は、普通はかなり良いのでしょうが、
良いって感覚ではないんですね。
状態は基本の布陣と鉄壁の布陣の間ぐらいですか
(過去のブログで書いている話です)
 
と、
なぜ、そんな昔話を書いたかと言うと、
今の司法は、旧司法と、
短答論文同時開催なことと行政法と論文選択科目が加わったこと以外は、
形式は、非常に似ているんです。
短答は、憲法民法刑法の3科目で、
論文は、選択でない7科目は各科目2時間ですし。
 
そういう意味では、
 
非予備で全てにおいて(新)司法初受験の方や、
予備は合格していても、(新)司法が初めてな方とは、
私の場合は、幾分立ち位置が違っているのかもしれません。
 
最後に、
これは予備受験生、司法受験生両方に言えるのですが、
短パフェ使われるのなら、
間違えた問題は、この、データアーカイブを参照したほうが絶対に良いです。

特に、予備の正解率と司法の正解率は、
結構ズレてたりもしますしね。
まず、一般に、共通問題であれば、司法が予備より正答率は高いです。
たまにそこを誤解されてる方がいらっしゃるので念のため。
合格する難易度は「予備試験>司法試験」なのかもしれませんが、
受験生の平均レベルは紛れもなく「司法試験受験生>予備試験受験生」だということです。
司法は、法科大学院入学以上か予備合格者。
予備は、誰でも受けられるのだから、
そうなるのは当然なんですけど。
 
また、勝負所になるような知識レベルは、
このデータアーカイブを参照すれば把握できますし、
それを繰り返すことで、
「短答の得点力センス」が身について行きます。
今日のところは、
そんなところですかね。
 
(古江演習刑訴読み終わったら、その話を書きます。
あと、司法試験模試のことも)