- タイトル: シルミド / SILMIDO (2003年/韓国)★★★☆☆
解説:死刑囚31人がシルミ島に集められ、金日成を暗殺するために“殺人マシーン”へと仕立てあげられていく悲劇を描いた実話の映画化。韓国では1000万人を超える大ヒットとなった。監督は『幸せは成績順じゃないでしょう』の韓国のヒットメイカー、カン・ウソク。主演に『オアシス』などで演技派として評価の高いソル・ギョング。脇を固める俳優陣も『リ・ベラメ』のホ・ジュノや『黒水仙』のアン・ソンギらなど韓国の大スターが名を連ねる。クライマックスシーンの銃撃戦は息詰るほどのすさまじい迫力!
権力や力は、使い方を誤ると恐ろしいものです。古今東西、人類皆平等と言われる今の時代にも、社会、共同体、企業、組織、どこか暮らしの中で序列や上下関係みたいなものは存在します。例えば、部活で先輩による後輩いびり、企業内では上層部からの圧力による隠蔽、DV(夫による妻への暴力)、親による幼児虐待・・・etc.
「お金や権力は時に人を惑わし、狂わし、滅ぼす~」みたいなことが言われますが、それも確かに仕方のない部分もあるでしょう。基本的に人間は「欲」なしでは生きられないですからね。悟りの境地に達したお坊さんならいざ知らず、人間誰しも「欲」によって生きてるみたいなもんですもんね。逆にいえば、「欲」がなければ生きていけないですからね。食欲、睡眠欲、性欲、物欲、愛、夢・・・、人の行動って本能という元来人間という動物に備わる欲望と、成長過程の経験が生み出す欲望によって成り立っている気がします。
そんな「欲」で生きているからこそ、「欲」に溺れないことって大切ですね。確かに世の中きれい事だけで生きていけないこともありますが、地位身分立場が異なるという前に、同じ人間ということを考えたら、相手の立場に立って考え、自分が一体相手に対して何をしようとしているのか、よく考えたいものですね。これは自分自身に対しても、生涯戒めておきたいことですね。
P.S.私自身基本的に嫌いな人っていないんですが、人を見下したり、力権力を利用して他人を傷つけたり、悪行を働く人には、かなり嫌悪感を抱きますね。