11月1日
朝、なんとなく目が覚めると地震。
震度2ぐらいか?
一応スマホで確認。
問屋用剃刀の続き。
ポンプとクーラーを起動。
厚みが微妙に足りないかも?で、3丁だけ普通の片刃にするつもりだったけど確認したらレザー型で行けそうなので、
裏の鎬を作る。
鎬を作ると柄の断面も変わるので削り直す。
刻印が薄くなったので打ち直す。
表側のアゴのところ~柄に向かって削り込む。
柄全体削り、各部面取りなど。
火床を完全に掃除。
焼き入れ前の剃刀にGCの荒砥をかけて、土を塗って乾かしておく。
12時過ぎ終了。
食べたらすぐに出かける。
車庫に行ったら壁際に茶色い蛇の子供が。
見たときはハミじゃないと思ったけど、ハミ?
性格はおとなしかった。
小炭を熾して火床の予熱。
明かりを消して、暗幕下ろす。
剃刀の柄を薄く赤めたら、振り回して刃のほうを予熱。
予熱がすんだら赤めて焼き入れ。
11丁トラブルも無く終わる。
オーブンで焼き戻し。
待つ間、もらってきた大きな共柄の鉈に荒砥をかけて荒い錆を落とす。
1尺には足りないような?とか思っていたけど9寸5分だった。
重さは1.2kg
新品の頃はかなり重かったのかも。
見たときに筋が見えたので、和鉄じゃないか?と思ったけど、
たまに火造りの時のシワがそのように見えることもあり、あんまり期待しすぎないよう自重。
鏨か何か、明らかに不自然なものが有るけど、読めるようなものは無し。
やはり和鉄の地金だった。
浅めの割込みなので、地金のリサイクルがやりやすい。
割込みの部分を石筆でマークしてみた。
オーブンから剃刀を取り出し、放冷。
シリコンオイルスプレーを吹き付けておく。
お湯で煮てから、叩いたりひねったりして焼き曲がりの修正。
ちびたダイヤモンド砥石で裏を押す。
こういうのも有れば、完全には修正しきれないのもある。
表の地金を削る。
刃角を確認しながら、幅を2㎜程詰めて鎬の位置も調整。
裏の黒肌も落としておく。
7時過ぎ終了。
何とか週末には完成する予定。