以前、ペイフォワード ~Pay it Forward~
と言う映画を観ました。
とても良い映画なので、まだ観ていない方に
簡単にあらすじをご紹介したいと思います。
11才の少年トレバーは、社会科の授業で
「今日から世界を変えてみよう」
という課題を出されます。
トレバーが考え付いた奇想天外なアイデアは
人から受けた厚意をその相手に対して
恩返し=“ペイ・バック”するのではなく
他の誰かに違う形で先贈りして
善意を広げていく=“ペイ・フォワード”
と言うものでした。
「人から受けた厚意(親切)をその相手に返すこと=ペイ・バック」
「受けた相手に返すのではなく『次へ渡す』こと=ペイ・フォワード」
映画の中では「次へ渡せ」という言葉で翻訳されています。
※システムとしては、非常に単純明解です。
つまり、人は他人から厚意を受けた場合
その相手にお返しをしようとしますね。
そうすると、その厚意は当事者間のみで
完結して終わってしまいます。
しかし、この“厚意”を受けた相手に返すのではなくて
次の人に別な形で『渡して』みたらどうなるでしょう?
それを1人の人が別の新たな3人に
『渡して』いったとしたら・・・ 。
簡単なねずみ算です。
何も意識もしないで行動も起こさないより
急速に善意の和が広がって行きますよね
まずは、あなたが出来る範囲内で
良い行いを他人にして行きます。
それは本当に身近にある簡単な事で善いのです。
道に迷っている方がいたら教えてあげたり
電車やバスの中で、席を譲ったり
身体が不自由な方が困っている姿を見かけたら
少しお手伝いをさせてもらったり
etc・・・
この映画の中では3人に対して行うものでしたが
実際はもっと多くても良いと思います。
「この善意を広めて行くシステムを知らない人は?
途中で止まってしまうんじゃないか?」
そう思うかもしれませんが大丈夫。
あなたに親切にされた方は、きっと穏やかで
優しい気持ちになると思いますよ。
あなたがその方をちょっとだけHAPPY
な気持ちにしたのです。
そして、あなた自身もきっと幸せな
気持ちになっていると思います。
まずはそれだけでも充分だと思うのです。
あなたの意識が善い方向に変われば
まわりの環境もおのずと、善くなっていきます。
共鳴して行くのです。
私たちの意識は深いところで繋がっています。
今、あなたが置かれている環境がどんなに悪くても
自分を信じて欲しい・・・自分の世界を大切に。
そしてペイフォワード(善行)を広めて欲しいと思います。
他人の意識を変えるのは本当に難しい。
(特に自分が苦手だと思っている人etc・・・)
それならば、まずはあなたが変われば善いのです
自分を変えるのも実は難易度が高いのですが
何はともあれ、まずは自分から・・・なのです。
ついついお悩みの問題に対しては
頭で考えてばかりで、頭でっかちに
なっている事も多いと思います。
大切なことは、いつもシンプルな
答えだったりします。
素直な気持ち。
そして、思いやりの行動を起こす事が大切。
・・・なんだな
ひとりひとりの意識が善い方向に変われば
やがて世界をも変えられると思います。
翡翠
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