本日は、以下の本を紹介したいと思います。



 『水鏡推理Ⅲ パレイドリア・フェイス』 (松岡圭祐 著)

この作品は、人の死なないミステリーで有名な水鏡推理シリーズの第3作品目です。今回のテーマはサブタイトルにもなっている「パレイドリア・フェイス」です。


パレイドリア・フェイスとは、航空写真などで人の顔をした地形などを指しており、本作品でも、地震によって、発生したとされるパレイドリア・フェイスが本物なのかという点が焦点になっています。


毎回、官僚の世界で、自分の信念を曲げずに職務を全うする主人公、水鏡瑞希が今回はどのように謎を解明するかが読みどころです。



 『死神の浮力』 (伊坂幸太郎 著)


この作品は、短編集「死神の精度」の続編です。続編と言っても、前作を読んでないと分からないというわけでなく、1つの作品として、完結しているので、この本から読んでも何も問題ありません。


内容を少市だけ記載すると、子供を失った夫婦が犯人だと思っている人物が無罪判決を受け、自分の手で子供の敵を打とうとしているところへ、謎の人物「千葉」が現れる。この千葉こそ人の死を決定する死神なのだが、果たしてこの死神は今回は、どのような決定をするのか。また無罪判決を受けた人物と夫婦の運命は・・・、というような展開です。


死神というと、恐ろしい風貌で、手に釜を持っているというイメージが一般的だと思うのですが、本作品で登場する死神は、普通の人間のように見えます。ましてや人を襲うわけでなく、その対象の人物がどのような人物であるかを本人に接触して、見極めようとします。


今回は死神のほかにもサイコパスなども登場し、より面白くなっています。私の好きな作品の1つでもあるので、ぜひ、読んでみてください。