本日は、以下の本を紹介したいと思います。
『水鏡推理』 (松岡圭祐 著)
万能鑑定士Qシリーズ、特等添乗員αシリーズ、探偵の探偵シリーズに続く新刊で、人の死なないミステリーです。
タイトルの「水鏡」は「みかがみ」ではなく、「すいきょう」と読み、「水がありのままに物の姿を映すように、物事をよく観察してその真情を見抜く」という意味です。
文科省の一般職事務官である水鏡瑞希が、不正研究を鮮やかに暴いていく物語で、自分の信念を貫く姿に共感しました。
『えんじ色のカーテン』 (赤川次郎 著)
杉原爽香シリーズの28作品目で、物語の人物が現実と同じように年齢を重ねていくのが特長で、1作品目に15歳だった主人公が、本作品では42歳になりました。これまで、結婚や出産などを重ねて成長してきた彼女が、今回はどんな難題にぶつかり、解決していくかが読みどころです。
ジャンルはミステリーだと思うのですが、私としては、前作からの1年間、彼女とその周りの家族、関係者がどのような生活を送ってきたかということを楽しみに読んでました。
同時に発売された『夢色のガイドブック』には、爽香とある人物の関係が明らかになる「灰色の雨の夜」が収録されており、こちらもおすすめです。