Bonjour !
今回は予告通り、出産体験談その1をお届けします
初回からセンセーショナルなタイトルですが🤣
しかし実際に失神したんです、それも2回。笑
夜中の1時過ぎに産まれた我がベイビー、陣痛は前日の朝6時くらいからなんとなく始まっていたので、初産にしてはそこまで長すぎることもない?20時間弱の陣痛〜出産でした。
ただこの日はベルギーにこの夏一番の熱波が襲来していた日で、日中最高気温は39℃、夜21時になっても30℃を下回らないような猛烈な暑さの日だったのです
そして信じられないことに、病院にはクーラーが無い空調はもちろん効いてるんですが、冷房機能がないんです
ベルギーでは一般家庭にクーラーがあることは稀。でもまさか病院にもないとは予想もしておらず、衝撃を受けました。
さすがに日が落ちたころには耐えれる暑さになったものの、ヨーロッパの夏は日没が22時頃。それまでは痛み(麻酔入れるまで)と暑さとの闘いでした。
その暑さで体力がとられたのか、出産時には出血量が多かったらしい私。
分娩室から病室に移送される間も正直あまり記憶がありません。なんか運ばれてる感はあったような、なかったような。笑
病室についたのが確か3時か4時頃、そこから数時間は妙に覚醒してしまって寝られず
6時か7時頃に看護師さんが確認にきてくれて、尿意はなくてもトイレ行ってみようか、と言われたので素直に従うことに。
看護師さんは「無理ならいいよ、ゆっくりね」というようなことを繰り返し言ってくれていたにも関わらず、私は「えなんでやたらやさしいんだけど。いろんなとこ痛いことは痛いけどトイレは行ったほうがいい気がする、いっとこ」という間違ったノリで立ち上がろうとします。
立ち上がろうとした時点で頭がぐわぁんと回る感覚があったものの、看護師さんに支えられてどうにか立ち上がりました。
それを見た看護師さんはまた「後でもいいよ」と言ってくれたのに謎に頑固な私、「大丈夫大丈夫」とトイレへ向かう。(※看護師さんのいうことには素直に従いましょう&甘えましょう)
産後初めてのトイレは万が一のときのために看護師さんが見張っていてくれるのがルールらしく、看護師さんに支えられ見守られながら便座に座った、その瞬間
気を失いました。1度目の失神。
※このあたりは本当に記憶が飛んでいるので、ここからは後で看護師さんに聞いた話を基に書いていきます。
その後何度も呼びかけ、頬をぺちぺちやられてなんとか数秒意識を取り戻し、一言二言会話を交わすもすぐにまた失神
どうやらその看護師さんが意識を失った私をひとりで担いでベッドに連れ戻してくれたらしく、意識を取り戻したときにはベッドにいて、数人の看護師さん助産師さんたちにステイアウェイク、マダム!ドントスリーブ!と叫ばれ続けていました。
暑さ、痛みからくる精神的肉体的疲労に加えて貧血、低血糖(最後に何かを口にしたのは前日の夕方)やらなんやらで、やられました。笑
今だから笑えるけど、さすがに意識がはっきり戻ってきて朝ごはんを食べた後、ちょっと冷静になってきた頃には心細さからか突然怖くなって号泣したのを覚えています
それがだいたい8時から9時くらいだったと思いますが、夫が面会に来れるのは11時から。実際は30分くらい早く来てくれましたが、夫が到着するまでの数時間は本当に長く感じました。
結局朝ごはんを食べたあとはかなり元気になって、その後の採血でもヘモグロビン値が正常値に戻っているということで予定通り3日での退院がかなったわけですが、その3日間の入院期間についてはまた次回記事でお話したいと思います
本日はこのへんで
ではでは、
Bonne soirée
👇とある日のカフェ☕️待たせすぎちゃったって言ってカヌレとミニタルトをサービスしてくれましたラッキー