こんにちは、みんみんです
日本、特に九州のほうは台風がひどかったみたいですね。みなさんご無事でしたか。
さて今日のテーマはタイトル通り、国際結婚と宗教について。なかなかシリアスなテーマです
国際結婚組のみなさん、パートナーさんの宗教心はいかほどですか。
私たち夫婦は、いずれも無宗教といっていいレベルで宗教心は希薄。
先にお断りしておくと、どの宗教だろうと、私は彼が宗教心の強い人だったらお付き合いも結婚も無理だったと思います
無宗教といっても私は正月にはだいたい神社に行くし、お葬式や法事系はお坊さんがお経をあげるという家で育っているので、あえて分類するならば、神道と仏教のゆるーーいハイブリッド。多分日本人の多くはそんな感じですよね。
一方の夫はいうなれば、なんちゃってムスリム。ムスリムになんちゃってとかおるんかって思われた方、私も最初そう思いましたが結構いるんですよ。笑
ちょっと説明を加えると、彼は生まれも育ちも国籍もベルギーだけど民族的には100%モロッコ人です。
祖父母の代からベルギーに移住してきた、いわゆる移民3世ですね。モロッコはイスラム教が国教なので夫サイドの家族は姉妹の配偶者も含め(私を除いて)みんなムスリム。
けれど彼はアルコールも飲むしお祈りもしないしモスクにも行かない人。
豚肉は好んでは食べないけど、出された料理に入っていたら食べることもある。
昔、食べない理由を聞いたことがあります。
彼曰く、「宗教的な理由うんぬんじゃなくて、小さなときから不浄なものとして教えられてきたから、なんとなく手が伸びない。でももちろんベルギーではムスリムとか以外みんな食べてるし、隣のテーブルで誰かがベーコン食べてても怒り出したりその場を離れたりはしない笑」とのことでした。
「虫とかカタツムリとか腐った豆(彼は納豆無理な人。笑)とか、食べるべきものとして認識してないものを食べるのって抵抗あるでしょ?」と言われ、めちゃめちゃ腑に落ちる説明だなと思ったのを覚えています。私も虫とかエスカルゴとか絶対一生食べない笑
ちなみに彼の家族は、彼がアルコールを飲むのを知っています。ママなんかは、オーラーラー!参ったもんね、この不良息子はって反応はするけど実際黙認。モスクに行けとかお祈りしろとかも言わない。
女性陣でいうと、夫ママと既婚の姉・妹2は頭にスカーフ巻いてるけど、妹1は巻いてない。妹2も結婚する前は巻いてなかったので、結婚したら巻くようなもんなのかな?となんとなく思ってます。
ちなみに私は巻くよう言われたことはありません笑
そんな感じで、ムスリムといってもかなり寛容なファミリー。それでもリスペクトを示す意味でも多少は気を使っています
具体的には、アルコール、豚肉、肌の露出、スキンシップ。
家族の目の前ではアルコールと豚肉を買わない・飲まない・食べない。
胸元や背中のがっつり空いた服や太ももが見える丈のボトムは避ける。
スキンシップは手つなぎ・ハグ・ビズーくらい(日本人的にはまぁ十分笑)
最低限、守るところさえ守ればお互い窮屈な思いも不快な思いもしなくていい。私はこの距離感をすごくありがたく感じてます。
最初、彼の家族がムスリム系だと聞いたときは正直結構身構えましたでも今実際に暮らしてみると、本当にびっくりするくらいストレスフリーなんですよ。
こんな地球の裏側から来たぐうたらな異教徒の嫁をすごくナチュラルに受け入れてくれる夫ファミリーには感謝しかありません
そう、みんなすごくナチュラル。あえて気を遣われたりしていないという雰囲気がとても心地良い。
自分の母親と同じような感覚で接することができる陽気な肝っ玉マミー、ちょっと変人(笑)だけどいつも食べ物与えてくれて家の修理とか全部やってくれるダディ、友達みたいな感覚の小姑たち(小姑って言葉自身に意地悪さ感じるの私だけ?笑)。みんなラブ。
みんなと外歩いてると「こいつらどんな関係や、、ムスリムとアジア人、、」って目で見られることも多いけど笑笑
国際結婚と宗教。ボタンの掛け違いがあるとなかなかシリアスな問題に発展しかねないところですが、ラッキーなことに私たちは問題なくうまくやっております
国際結婚組のみなさん、何かエピソード・アドバイスがあればぜひ教えてください。
ではでは、今からYouTubeでヨガエクササイズタイムです
長くなりましたがお付き合いありがとうございました
どうぞよい一日を!
Bon journée à tous!