現在の地図と昔の地図を並べて比較できる「今昔マップ」さんを眺めているうちに、これを現代の地図上に落としたらどうなるだろうと思い立ったところ。

 いくつかの地図を作っているうちに、せっかくなのでネット上に上げてみよう、と。

 

 そう思ってブログ形式で始めてみた。

 第一弾として「東京の区市町村」から。

https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1rbEvRV9zBYnELRdGSdKC0c_pb8IAg1M&usp=sharing

 

 「今昔マップ on the web」とともに「市町村変遷パラパラ地図」も参考に。

 旧区市町村地図の基本ルールとして、

 

・現在の区市町村制のはじまりとされる明治22年4月1日時点の区市町村からスタート(ただし、東京は5月1日の区市町村に準拠)

・昭和の大合併と平成の大合併を捉えられるよう、2回程度は途中経過を作成

 

 としました。

 詳しい合併などの歴史はパラパラ地図を見てください。

 

 

 東京の区市町村の特徴として、

 

・明治22年時点では、現在の東京都の大半が神奈川県だった

 現在の市部、郡部と、現在の23区の一部が神奈川県、市部の一部が埼玉県でした。

 その後、明治26年に三多摩地域の大半が東京府に編入される。

 

・区部の変遷

 昭和7年までは、現在の23区の一部分(旧15区)だけが区部でそれ以外は郡部でした。

 昭和7年10月1日に区部が拡大され35区に、昭和22年3月5日に23区に整理されており、それぞれの状況(旧15区、旧35区)の姿がわかる時期の地図を入れてあります。

 

 

 みたいな感じなのですが、今昔マップを見てみると、例えば渋谷駅前や新宿副都心あたりが何もない農村になっていて面白いですね。

 区市町村地図上も「村」になっていたりしますね。

 ちなみに、東京で最初に「市」になったのはもちろん東京市ですが、次は八王子市なのが興味深い。

 ついでに、パラパラ地図を見ると東京は「平成の大合併」に相当する合併がほとんど起きていないようですね。

 

 それと、東京は自治体の名称が変遷してるので要注意。

 明治22年には「東京府」であり区部が「東京市○○區」だったのが戦後になって「東京都」となり、区部も「東京都○○区」となる(市が入らない)のでそのつもりで眺めていただけると面白いと思います。