磐座 神様が宿る大きな岩


浜松市の北区


引佐町に天白磐座遺跡があります


井伊神社の本殿の裏にある小さな山がそれにあたります










薬師山と言われるこの小さな山の頂上です

向かって左の岩が一番大きな岩です

その次が右手の岩

見にくいですが奥に三番目の岩があり

この岩たちで磐座を形成しています

この周りには約40の岩が撒かれた様に散乱しています

表面には木の根が這い回り

独特の雰囲気を創り上げています









これが山頂部分で一番大きな岩です

高さ約7.4メートル 南北10.3メートル 東西6.8メートルの大きさです

岩の種類は堆積岩のチャートですね

この岩の左手付近で祭祀が行われました









頂上にある巨石の中では一番小さい岩です

それでも高さ2.7メートル底辺が3.5メートルあります






二番目に大きい岩は

高さ5.2メートル

大きさは7メートル×4.1メートルあります









大きな岩の横には小さめな岩があり

その間が少し空いていますが

小さな岩が挟まれた様な形になっています











山の西側には川が流れ

この部分は深い淵になっています

そこへ滑り落ちた様に巨石が止まっています













そしてこれが今にも川に落ちていきそうな大岩です


鳴石と呼ばれ川の方の高さは8メートルにもなります


古代から祭祀が行われていた天白磐座遺跡


ここを訪れるたびに圧倒的なパワーを感じますね


特に一人で来るとあまりの力に逃げ出したくなるような感覚に陥ります