高天神城


西の峯を探検します


西の城とも言いますね


東と西 それぞれ独立しても戦えます


両頭の城とも高天神城は言いますね




この部分は土塁です





二の丸の先を降りて行くと


社があります


この辺りは激戦地だった様ですから


後に建てられたのでしょう



その社の横から二の丸の西側下を廻る様に


堀が掘られています


どこまで続いているのか行ってみようとも考えましたが


生い茂った樹木を見て辞めました










西の峯の西側には南北に横堀が延びています


この高天神城の守りは急峻な崖で守られているのですが


この場所だけは緩やかな壁面となっており


ここから敵が侵入して落城しています











横堀も前に訪れた時より浅くなっています


右手の切岸も斜面の角度が緩やかになっていますね









この場所を死守して亡くなった 本間氏清・丸尾義清の墓ですね


最初に訪れた時は周りは暗く


こんな所にお墓があるとは思っても見なかっ為


驚いた記憶があります







見所は西の峯が北へと延びているのを


切断しているこの堀切です


今でも充分な堀幅とふかさがありますね









堀切から北側の曲輪へ登ってみました


細長く削平地が北へと延びています


防御の為西側には土塁が設けられています


やはり西側を重視しているのが判ります











この曲輪は堂の尾曲輪と言います


一番北にはせいろう曲輪と呼ばれた場所もあります


土塁 残っていますね





さきほどの堀切を上から見てみました


重装備の武士がこの間を飛び越えることは無理な様です


敵が攻め込んできたのはこの比較的なだらかな


西の峯の西側です


その為堀切や横堀で防いでおり


それを見ることが出来ます


このシリーズも次で終わりにします


もう少しお付き合い願いますね