「日本人は本当の歴史を知れ」
「日本は韓国に謝罪と賠償をしろ」
などと言われると、近代史に疎い日本人はドキッとしてしまう。
例えば仲良く接している韓国人の友達に、
「日本の政府や学校は隠してるけど、本当は日本は韓国に酷い事をしてきたんだよ」
なんて真顔で言われると、
「そうだったの・・・」
と思ってしまうかも知れない。
日本人が知らない韓国の歴史とは一体?
それを知るために韓国で使われている以下3冊の歴史の教科書を取り寄せて読んでみた。
韓国の小学校歴史教科書 (世界の教科書シリーズ) 翻訳 三橋 広夫
韓国の中学校歴史教科書 (世界の教科書シリーズ) 翻訳 三橋 広夫
韓国の高校歴史教科書 (世界の教科書シリーズ) 翻訳 三橋 広夫
ちなみに韓国の歴史の教科書は国定教科書と言われ、国家が発行している。
これは教科用図書の編集・発行などの権限を国が占有する制度であり、韓国の他タイ、マレーシア、イラン、ミャンマー、ロシア、トルコ、キューバ、リビアなどの一部の国が採用しかつての日本においても大日本帝国時代の1903年~1945年に採用されていた制度である。
歴史の史料は大きく一次史料と二次史料とに分けられ、
同時代の人物によって作成された史料を一次史料、一次史料などによって後の時代に作成された史料を二次史料という。
つまり教科書は二次史料という事になり、その信頼性は引用した一次史料の信頼性によって判断される。
ところが韓国政府が発行している歴史教科書の、「日帝の蛮行」などには引用元の一次史料が存在しない場合や、著しく信頼性に欠けるケースが多々見受けられる。
一次史料を元に作成されていない書物は、歴史書ではなくただのファンタジー小説だ。
台湾はもちろん、近代教育や文明を与えられなかった元日本領の太平洋諸国ですら蛮行のばの字も聞かないわけだが、韓国人の言い分によると「姑息な日本軍が、虐待した史料を残すわけがない」「史料は日本軍によって焼却された」「現在残っている史料は日本軍によって捏造されたものだ」そうだ。
同時期とされるナチスドイツによるユダヤ人ホロコーストですら膨大な量の一次史料が残されている。
すると日本人の感覚では当然の疑問が生じる。
じゃあ一体なぜ戦後生まれの君達が、
一次史料の存在しない出来事を知っているの?
「先祖から伝え聞いている」
「そうに決まっている」
ここまで思考停止が進むと議論の余地はなく、いかに論理的に嘘を暴いても
「その史料は捏造だ」の一言で片付けられてしまう。
韓国では幼い頃から徹底的に反日教育を行うため、
「日本人は侵略や虐殺を繰り返してきた野蛮な民族」
などと、物心ついた時から本気で信じており、
その洗脳はちょっとやそっとでは抜けない。
ときどきニュースで見るこんな映像。
ごく一部の心無い人の行動だと信じたいが、以下は日韓友好年である2005年の6月にGord氏という外国人ブロガーが韓国の地下鉄で目撃した子供たちの絵。
防災、将来の夢、家庭、技術などのテーマに並んで「反日」というテーマがある。
ttp://aog.2y.net/forums/index.php?showtopic=1550
ttp://aog.2y.net/forums/index.php?showtopic=1558
どちらが野蛮な民族かは一目瞭然
と言いたい所だが、この狂気すら愛国心と評価してしまうのだから話にならない。
過去の主従関係があった以上、「従」が「主」を恨むのは仕方がない事かも知れない。
それを利用して政治が安定するならそれも結構だ。
でも嘘はいけない。
まして、その嘘を信じて謝罪や賠償を要求するなど言語道断。
一人でも多くの日本人が歴史の真実を知り、
韓国人に対して自信をもって「ダウト」と言えるよう、当サイトを立ち上げる事にした。
とは言え日本側の反論についても一次史料に乏しい説は存在する。
「日本人がそんな事するはずがない」
「韓国人だから嘘をついているに決まっている」
では、向こうと同レベルになってしまう。
当サイトの編集にあたり、多くの本やウェブサイト、掲示板のログなどを参考にさせて頂いたが
必ず一次史料に遡り、信頼性が高い根拠が存在するか否かを基準にエントリーを行う事とした。