こんにちは。
歴史考察とっきぃです。
あけましておめでとうございます。
2026年、令和8年の午歳(うまどし)です。
馬といえば、顔の長い人を思いだします。
黒澤映画「椿三十郎」で、終盤に出てきた城代家老の睦田(むつた)がまず頭に浮かびました。
この映画では、主要人物でありながら話題に出てくるばかりで、実体はなかなか出てこなかったのですが、最後のエピローグでようやく出てきました。本編での話中にあった通り、間の抜けた馬面でした。三十郎の語った通り、懐の大きい人物で、今回の騒動は責任はすべて自分にあると言いきり、自責の念で頭を下げる青侍たちに対し、「乗った人より、馬は丸顔」と言って場を和ませます。
人物は人物を知る。去った三十郎の本質を誰よりも見抜いていたのもまた、この名家老でした。演じていたのは性格俳優、伊藤雄之助です。
氏は必殺仕置人第22話で気の狂ったヤクザの大親分、野分(のわけ)の藤造を演じました。女に子供ができたら最初こそ可愛がるものの、だんだん本当に自分の子供かどうかわからなくなって托卵を疑い、母子ともに惨殺するというどうしょうもない悪党です。
ラストは、念仏の鉄によって急所を潰され、閻魔のもとに送られました。この回は、あなたの子ができたとせがまれて狼狽する中村主水の姿も描かれました。そういえば、主水も馬面ですね。
中村主水すなわち藤田まことは、例の「椿三十郎」のリメイク版で城代・睦田を演じていました。セリフも黒澤版と同じく「馬は丸顔」です。リメイク版は織田裕二主演で、「踊る大捜査線」のノリで作った噴飯モノですが、藤田の起用はうまかったと思います。
藤田まことはその後、もう一つの看板ドラマ「はぐれ刑事純情派」のヤッさん(安浦刑事)役で再びお茶の間の人気を博しました。
ジャニーズ刑事(TOKIOのリーダー)が出てきたあたりから、内容もオチャラケてきて、見るのをやめましたが、必殺シリーズ同様の長寿番組になりました。
中村主水シリーズもジャニーズドラマになりましたが、やっぱり藤田まことがいないと、ショードラマになってしまうのが悲しい。
”ジャニーズ必殺”も悪くはないんです。最後の殺しのシーンは特に美しい仕上がりです。でも違うんです。
同じく”テレビ的”だった「必殺仕事人V」と通じるものがありますが、こっちは藤田まことがリアルをしっかりとおさえているから、京本政樹や村上弘明の殺しが冴えてくるわけ。ヒガシ(東山紀之)じゃまだ軽い・・。
ジャニーズ事務所が店じまいをしたことで、ジャニーズドラマも消えていきました、これも時代の流れでしょうか。源流をたどれば、やっぱりトランプ大統領の大改革につながっていることがわかります。芸能界の闇の最右翼でしたからね。大勲位のホモ接待までいきつきます。男色そのものが悪いと言っているのではありません。
枕営業に問題があると言いたいのです。
男色そのものは日本では寛容でした。家光将軍も、綱吉将軍もバイセクシュアルでしたし、御堂関白こと藤原道長公もそうでした。
ギリシャ・ローマの世界でもそうで、ハドリアヌス帝がその方面で名を残しています。
戦国時代は命をかけたギリギリの世界です。信頼の証(あかし)として、男色の契(ちぎり)を結ぶケースは少なくありませんでした。織田信長と森蘭丸は典型例です。
そういえば、織田信長も午歳ですね。麒麟のように駆け抜けるイメージがウマにはないでしょうか。
信長も人間五十年と、自分の人生を生き抜いた快男児でした。
中世の荘園制度に穴を開けて楽市楽座を実施し、銭の力で天下を統一しました。その志はより合理的な形で豊臣秀吉が完成させました。天下惣無事を成し遂げ、百姓が安心して田畑を耕せるようになったのは、間違いなく豊太閤の功績です。
豊太閤の功績は、秀吉さんひとりの力ではありません。なぜか、この人の周りにはそろばん抜きでひとはだ脱ぐというタイプが多いんです。蜂須賀小六どん、竹中半兵衛、黒田官兵衛といった第一級の人々です。そして最大の補佐役が、大和大納言さまでした。
今年2026年、大河ドラマで大納言さまこと豊臣秀長卿がついに、主人公として登場します。自分の痕跡をできるだけ消して兄の功績に帰した男がついにお茶の間に現れたのです。
大和大納言さまが人口に膾炙したのは、故・堺屋太一氏の『豊臣秀長 ある補佐役の生涯』です。なんでもポジティブに捉えて突っ走る兄が見せる、一瞬の寂しさを見て「捨てられない」と小一郎(秀長)は決意します。世界最強の補佐役の誕生でした。
2026年、時代はますます急流になります。
プーチン大統領とトランプ大統領によって、国際金融資本ことDSの解体はだんだん顕在化していくでしょう。だからこそ、地に足の着いた生き方が求められるのです。昔、森総理がキーボードで「もりよしろう」と打って「IT革命!」と叫んでいました。爾来、チャットGPTに至るまで便利になっています。情報を打ち込めば、昔の人物も再現可能です。
最新のロボット技術と組み合わせて「織田信長」を創作することも可能でしょう。でも、それは織田信長ではありません。
ITなど知れています。検索しても大学生のレポート程度のものしか出てきません。ITごときが人間の創造性を超えることは未来永劫こないと、とっきぃは信じています。
なにはともあれ、謹賀新年。今年もよろしくお願いします!
とっきぃ拝


