病気になった意味…
そればかりを考えていた訳じゃなかったけど
ふと…
あ、そういうことだったのかも
と思うことがありました
23歳で資格をとってから
今までの人生で
働く場所は違えど
同じ職業を続けてきました
その仕事は
他人からみたら
とても大変だねと言われる仕事ですが
あたしにとったら
その仕事に護られて
今の自分という人間ができあがったと
思うところもあります
この仕事は
人とじっくり向き合う仕事でもあり
スピード感重視の仕事でもあります
もともとの自分の性格は
田舎で育ったためなのか…
都会のスピーディーな
時間の流れよりも
どちらかというと
ゆっくりとした時間の流れの中で
生きて来たと思います
そのためにこの仕事に就いてからは
早く仕事をこなすことが
カッコよく
端からみても
カッコよく見えるから
頭の回転を早くしなきゃいけない
身体の動きも俊敏にしなきゃいけない
それがカッコよく
完璧に仕事をこなせる人だと
頭の中でイメージができあがっていました
そのために
自分の行動を変えようと
その職業に相応しい自分で
いなきゃいけないと
長年努力してきました
そして
もう少しで人生の折り返し地点に到達しようとした時に病気になりました
この病気になった意味って何だったんだろうと
ふと自然に思えたときに
あー、もしかしたら…
本当の自分に戻ろうとしてたのかな
｢この辺りで
そろそろ本来の自分に戻りなさい
ゆっくりの自分でいいんだよ
焦らなくていいんだよ
他の誰かになろうとしなくていいよ
｣
って
神様が教えてくれたのかなと
そう自然に思えました
病気になるのは
苦しくて辛いことばかりではありません
今も症状が治ったとは
いいきれないほど症状は残っています
でも、苦しくて辛かった時よりは
気持ちが前向きになり
いつかきっと治ると信じているし
病気になってよかったと思います
乗り越えられない壁はない
乗り越えられたときに
新しい自分に変わることができる
だから
これから先
どんなことが起きても
その出来事が起きた意味に気付き
視点を変えることで
自分の捉え方や考え方が変わる
だから
自分に降りかかってくる出来事には
辛いこともあるけど
それを敢えて
体験させてもらえたと
受け取り
感謝して
考え方の幅が
狭くならないように
多様な捉え方ができるように
生きていきたいと思いました
これからの
自分の人生で何が起きても
それを楽しめる自分でありたいと
思いました
そう思うと
次はどんなことが起きてくるんだろうな
でも何が起きても大丈夫
自分らしく
自分のペースで
生きていけたら
それが
自分の幸せに繋がるって信じられるから
産まれてきたからには
この世界に
たった1人しかいない
自分の存在を
自分の個性を
楽しんで
自分を可愛がって
他人を思うのと同じように
自分に優しく
自分の心を大切に
生きていきたいな