前回の続きになります。


病院へ電話したあと、段々と痛みが強くなる腹痛。


量も増えて、生理が始まったときのよう。


でもまだ、大量とまではいかない。


なんだか落ち着かなくて、何度もベッドとトイレを往復しましたアセアセ


トイレに行くたびに、出血に混ざって黒いかたまりとか出始めて、



ああ、もうすぐ胎嚢も排出されちゃうんだな…



と心の準備を始める私。



そして次にトイレに行って拭いたとき、明らかに血の塊ではない、びろんとしたものがついてきて、
衝撃。(汚い話でごめんなさいお願い



これはきっと胎嚢だよね…



とうとう、終わっちゃった…



でもなんだか、あっけなく感じました。



以前、稽留流産で自然排出したときはもっと血が出て、もっと痛くて、もっと時間かかったからアセアセ



出た瞬間にスッと体が軽くなる感じもあったのに、今回はそういう感覚もない。



今回は、赤ちゃんが育ってなかったからこれくらいで済んだのかなショボーン



ともかく、胎嚢らしきものも出てるし…と病院へ連絡しました。



他の患者さんがいなくなった後に診てくださるとのことで、胎嚢らしきブツを持ってひっそりと来院病院


「それでは、内診しますね」



ブツを渡したあとに内診が始まり、モニターを診ると…胎嚢が映ってる。


あれ??
出たんじゃなかったの??



こちらから聞くまでもなく、



「胎嚢まだ残ってるねー。半分はもう外に出ちゃってるけど」



と先生。


「出たものは、胎嚢じゃなかったんですね…
どちらにしろ、もう駄目なんですよね?」


わりと冷静な私。



「さっき持ってきてくれたのは、内膜でした。
そうだね、胎嚢はもう形も崩れて、半分外に出ちゃってるからこうなるともう…残念だけど」


モニターの胎嚢の中に、ちょこんと見えた小さな丸っこい粒。


あれは胎芽なのかな?
全然、育たなかったんだなぁ…


感傷に浸る間もなく


「じゃあちょっと、診察しますね」


「はい…」


と答えた直後、



!!!!!



下腹の内側から激痛。


めっちゃ痛い!!!


しかも、気持ち悪いネガティブ



吐きたくなるくらいの痛みに思わず、



「痛いっ痛い…」



声を出し、泣きながら痛がりました。



こんな痛いのほんと初めてえーん



ただでさえお腹が痛いところに、中に器具を入れ
何やらぐりぐり…


診察って何!?
私の聞き間違い??滝汗



看護師さんになだめられながら、



先生に



「ごめんね、ちょっと頑張ってね」



って謝られながら、どれくらい時間が経ったんだろう…


ものの数分だろうけど、めちゃくちゃ地獄でした泣くうさぎ



放心状態魂が抜けるのところに、



「今度は内診ですからねー」



モニターを見ると、胎嚢がなくなってた。



「胎嚢、出しましたからね」



いや、最初に言ってくださいよぉ…滝汗

 

何はともあれ、無事処置は終了。



お会計までの待ち時間とか、薬処方待ち時間とか、痛みで変な汗出るわ吐きそうだわで、ひたすら耐えて…



夫くんの待つ駐車場までの道のりがとても長く感じました。



正直、このときは悲しいより痛みとかしんどさの方が勝ってたな。



でも帰ってから数時間、ちょっと痛みとか気持ち悪さがおさまってきたときに、急に虚無感に襲われて、涙が止まらなくなりました。



ちょうど夫くんも寝ようとベッドに入ってきたところで、私が急に泣き出したものだからちょっとビックリしてました。



「どうした?」

 
と優しく頭を撫でてくれるけど、何も言えない。


いろんな想いがごちゃ混ぜになりすぎて。



ただひたすら泣きじゃくる私に、



「大丈夫、大丈夫」



と声をかけながら背中をさすってくれてました。



いろんな想いが巡るけど、今はただ、


来てくれてありがとう



短い間だったけど、夢を見させてくれてありがとう
 


感謝したいです。