この記事を開いてくださり、ありがとうございます。
筆跡診断士の吉野です。
以前、「普段の生活に意味を見出す」という記事で、
普段の生活の中で、
自ら意味を見出せる人が豊かな人生を送ることができる。
と書きました。
意味を見出すときに役立つ方法の一つが、
ものの由来や源流を知ることです。
今日は、私たちにとって非常に身近な漢字の源流に触れ、
漢字に新たな意味を見出してもらえるような内容を書きます。
「書は人なり」という言葉を目にしますが、
「書は・・・」に続く私の考えを書きます。
漢字研究の第一人者である白川静氏の考えを参考にしています。
私たちの日常に当たり前にある漢字ですが、
その起源は、今から約3300年前まで遡ります。
当時の中国は殷という国でした。
(三国志、あるいはキングダムの舞台である戦国時代よりもさらに昔です)
殷の時代に、卜(=占い)の結果を記した文字が漢字の起源です。
その当時は、亀の甲羅や牛や鹿などの骨に文字を刻んでいたので、
甲骨文字と呼ばれています。
当時の王は、国の命運にかかわる大切な事を占いで判断していました。
甲羅や骨に文字を刻んで神に尋ね、
神の応答は甲羅を灼いたときの裂け目に現れると信じられ、
神様と交信できる王は、当時、民衆から絶大な信頼を得ていました。
神様との交信は中国に限らず、古代の日本でも行われていました。
神様と交信できる人が巫女(みこ)です。
卑弥呼がイメージしやすいと思います。
漢字とは神様と交信するための手段だったのです。
古代文字といえば、以前こんな記事を書きました。
冒頭の「書は・・・」の私の考えですが、
もうお分かりだと思います。
書は神なり
古代、神と交信するために生まれ、
今に至るまで形を変えながら
中国や日本に住む多くの人の想いを表現してきたのが漢字です。
このように考えると、字を書くことが神聖で尊いことに思えてきませんか。
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