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署名研究家・筆跡診断士の吉野です。

今日は漢字の成り立ちのうち、象形文字(しょうけいもじ)について書きます。

漢字の成り立ちは、大きく分けて6つの分類があります。

この分類を六書といいます。六書は、以下の6つです。

 1.象形文字
 2.指事文字
 3.会意文字
 4.形成文字
 5.転注文字
 6.仮借文字

ここからが本題です。

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象形文字とは、
ものの形をかたどって描かれた文字からなる文字体系で、
絵文字からの発展によって生まれたと考えられている。

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例えば、「人」の字。

「人」は、ヒトが横を向いている姿から成り立っています。

左ばらいを手、右ばらいを足に見立ててください。

こちらの「OK辞典」の絵が、分かりやすいです。

このように、ものの形が文字になったのが、象形文字です。

小学校で習う漢字のうち、象形文字は約170個あります。

主な象形文字は、

雨 王 火 貝 九 玉 月 犬 口 山

子 糸 耳 車 手 出 女 小 人 生

夕 石 川 大 竹 虫 田 土 日 入 

白 文 木 目 力

(小学校1年生で習う漢字です)

※例示した文字が必ず象形文字とは限りません。
諸説によっては、六書の別の分類になる場合があります。

象形文字は、物の形から字が成り立っているのでイメージしやすいですね。

物の成り立ちをイメージしながら文字を書くと、
普段よりも前向きな気持ちで字が書けそうな気がしませんか。


こちらの知識を知っておくと、さらに前向きな気持ちで字が書けます。