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福岡の署名研究家(筆跡診断士) 吉野直彦です。

「署名診断」・・・名前に使われている文字に込められた意味を探り、さらに、理想の姿に変われる名前の書き方を教えます。

今日は女性に多い「子」の字で署名診断です。

「子」の成り立ちは、「頭部が大きく手足のなよやかな乳児」の象形から、「こ(子供、娘、息子、子孫、動物の子)」を意味する「子」という漢字が成り立ちました。

「フ」の部分が頭を表し、「丁」が手足を表しています。
(厳密には「丁」の上が出てますが、イメージです)

「子」の意味は、
1.こ(子供、娘、息子、子孫、動物の子)
2.果実
3.卵
4.男子の尊称
5.男子の自称
6.あなた(第二人称の代名詞)
7.~する者
8.物の名にそえる接尾語(帽子)
9.思想家、哲学者
10.ね(十二支の第一位、方位は北、月では陰暦11月、時刻は夜の12時。または、その前後2時間、動物ではねずみ、五行では水)
11.いつくしむ、愛する

漢字辞典-OK辞典を参考にしました)

「子」の意味からすると男性に使われてもいいように思います。
(小野妹子は男性でしたね)


が、なぜ「子」の字が女性の名前に使われるようになったのでしょうか?

調べてみました。

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「子」の字は、ただ単に子供の「子」という意味ではなく、「一」から「了」まで、つまり“生まれてから死ぬまで”自分の人生を全う出来るようにという想いが字に込められています。

「子」の字は初め特に身分の高い男性の名の下につける語でした。
それが次第に皇族や、高級官史の配偶者が、その地位にふさわしい「子」の付く名前を使い出し、明治時代あたりに庶民にも普及したとされています。

(こちらのNAVERまとめを参考にしました)

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「子」ってとても素敵な名前なんですね。

(そういえば、皇族の女性はすべて「○子さま」ですね)


お名前に「子」の付く方にオススメの書き方です。

大物になる、玉の輿に乗れる書き方です。

(豊臣秀吉や、経営の神様・松下幸之助も書いていました)

子


ポイントは、はねを大きく弧を描くように書きましょう。

滑らかに、勢いよく弧を描きましょう。