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署名研究家(筆跡診断士)の吉野です。

「署名診断」・・・名前に使われている文字に込められた意味を探り、さらに、理想の姿に変われる名前の書き方を教えます。


今日は、私の名前にもある「彦」の字です。

男性で「彦」の付く人は多いですね。

有名人でも、近藤真彦さんや津川雅彦さん、福岡ソフトバンクホークスの森福充彦投手、あとは彦摩呂さん(笑 

「彦」の字源は、以下の通りです。

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「文+厂(かん)+彡(さん)」。
「文」は入れ墨をしている人の象形、「厂」は額ひたい、「彡」は美しい模様を示す記号的な文字。
額に美しい入れ墨を加えることが、一定の年齢に達した男子の通過儀礼として行われ、その人を「彦」という。
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『増殖難読漢字辞典』より引用

この字源から、「彦」は、優れた人、才徳のある人、または美男子という意味があります。

七夕のヒコボシも「彦星」と書きます。

余談ですが、電話で名前を教えるときは「海彦山彦の彦です」と説明しています。

関西に住んでいたときは「彦根の彦です」と説明していました。

「彦星の彦です」と説明するとカッコイイのですが、「?」となる人がいるかもしれませんね。


「彦」という名前には、「立派な男に育ってほしい」という願いが込められているのでしょう。

あるいは「美男子になってほしい」という願いも込められているかもしれないですね(笑 

美男子になりたい「彦」さんは、こんな風に「彦」を書いてみてください。

左ばらい彦


ポイントは「左ばらいを長く」です。

ちなみに、「大物になりたい!」と願う私は「彦」をこんな風に書いています。

大弧彦