現代では主流になっている横書き。

 横書きが日本を破壊する。

これから説明するのは、極端な考え方かもしれません。

こんな考え方もあるんだなーという気持ちで読んでみてください。

横書きが日本を破壊すると書きましたが、皆が横書きしていたら日本が沈没するという話ではありません。

横書きで破壊されているのは、私たち日本人の心です。

日本人が大事にしている和の心。

別の言い方をすれば、仲間意識です。

 仲間だから、同じことを考えている

 仲間だから、信頼できる

 仲間だから、お互いを思いやることができる

和の心は「和」という言葉が示すとおり、人と人が協力する足し算です。

人から奪い合う引き算や、自分と他人を分ける割り算ではありません。


具体的な例をあげます。

日本の契約書は、海外の契約書に比べてシンプルです。

なぜならば、契約書に書いてなくても、話し合いで解決できるという仲間意識があるからです。

企業は、従業員を定年まで雇用しました。また、
従業員も定年まで企業に貢献しました。

なぜならば、「従業員は家族」という仲間意識があるからです。

私たち日本人は、仲間意識が強いと思います。

  いや、強かったんです。

今は、仲間意識は弱くなりました。

契約する相手を仲間でなく、敵とみなして、
あらかじめいろいろな条件をつけて契約します。

終身雇用はなくなり、従業員は個人の都合か企業の都合で定年前に退職していきます。

良いか悪いかは別として、昔よりも仲間意識は薄れています。


ここまでの説明で、私は

  「和の心、仲間意識は大切ですよね」

という立場でメールを書いてきました。

あなたは、この意見に賛成ですか?反対ですか?

私は、日本の和の心は消えて欲しくないと思っています。


「和の心」「仲間意識」を育む字があります。

その字は、年配の人ほどよく書きます。

反対に、若い人でこの字を書く人は、非常に少ないです。

若い人ほど、仲間意識を育む字とは反対の字を書いています。

こちらの動画で「和の心」「仲間意識」を育む字を紹介しています。  

和の心を失いたくないと思うならば、動画を見て、その字を書いてみましょう。

「仲間意識を育む字」は、縦書きだと書きやすいのですが、
横書きは非常に書きづらくなります。

つまり、

  横書きが広まって、「和の心を育む字」が書きづらくなってしまった。

  そのため和の心が失われている。

これが、今日のタイトルの意味です。


私は普段、縦書きで字を書くようにしています。

罫線が横に引いてあるノートを90度回転させて書いています。

縦書きを見直してみても良いかもしれません。

和の心を育む字は、こちらの動画を見てください。