昨日、4月2日は、Sevillaの歴史に大きく跡を残す日となりました。
ついに地下鉄
20世紀、1975~83年にも一度トライしたけれど、一部の市街は一昔前まで水路があったせいか、地盤の問題などにぶつかり、結局失敗に終わっています。
そして21世紀に入り、2003年から足かけ6年。やっとこさっとこ開通しました。
スペインに来て、しかもこのアンダルシアでは、待つこと、時間が予想以上にかかることは文化の一つだと思っているけれど・・・さすがに待ちくたびれた感じ。
開通予定日も、去年から、何度も変更され、延びに延びて、今度こそ本当に開通となった。
こういうときは、この国はとってもとっても寛大で、初日無料!乗り放題!
ということで14~22時までの限定運転。
私も、もちろん試してみた。
さすがこの不景気、市民は皆「無料」ときくと飛びついてくる。
アンダルシアに居るのに、山の手線状態でした…超満員御礼!!!
そういえば、都会のMadridやBarcelonaだと、通勤ラッシュとかあるようですからね。
将来的には、4路線の予定ですが、今回はLines1の18kmを33分で結ぶ部分だけがまずは開通。
朝の渋滞にはまると、市内から10kmのところから車だとなんと1時間以上かかる。
そういう人にとっては、待ちに待っていたメトロ。
それに渋滞解消+車が減り、排気ガスも減少するはず。
17の駅には、テロ対策として公衆トイレを設定してないそうです。
ホームと電車の隙間がないタイプ。なかなか近代的です。
改札も、JRのスイカのような、カードタッチでセンサーが読む方式。これまた超近代的。
市民はついていけるのだろうか???
兎にも角にも、アンダルシアらしくない体験をしたような気がします
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