ロシアのウクライナ侵攻が始まったくらいだったか、図書館でたまたま目に留まった『戦争するってどんなこと?(C.ダグラス、ラミス著)』という本を借りて読みました。著者は確か元軍人さんで、色んな経験をした上で平和について考え、日本がどうしたら平和であり続けられるのか考えさせられるような内容だったと記憶してます。忘れちゃってるのでもう1回読み返してもいいな。苦笑

中学生に向けた本のようなので興味があれば読んでみてください、おすすめです。

で、なんでこの本の話を出したかというと、ふと思ったんですよ。私、日本のこと全然分かってないなと。

今でこそ日本とアメリカは仲がいいけどなんで戦争したんだっけ?とか、そもそも日本ってどんな歴史を辿ってきたんだっけ?とか。

学生時代の日本史(世界史もだけど)の勉強って、私の中では”暗記するもの”というイメージが強くて、テストのために、受験のために覚えるものだったんですよね。そうなるとやっぱり面白くないんですよね。義務として消化してる感じ。戦国時代の武将や幕末あたりには色々な伝説や武勇伝があって、ゲームの題材にも用いられるくらい絢爛だからそこは有名だとしても、それ以外のところはいまいちピンとこないなあと。

 

それでどうしたか。なんと日本史を学び直し始めました。

今は本当に便利な世の中なので、YOU TUBEで検索すると日本史の授業があるのですよ。一からコツコツと受講して、今戊辰戦争の辺りを勉強してます。でもそれだけだと情報が足りないので他にも色々ネットで調べたり、NHKの『歴史探偵』で最新の研究を知ったり、その時代の研究者の本を読んだり。

今一番興味があるのは戦国時代の手前、室町時代とか中世の辺りで、『室町は今日もハードボイルド』や『日本神判史』の著者、清水克行さんの本が面白いです。何が面白いかっていったら、その時代を必死で生きている人たちがいた感覚があるというか。歴史には暗記必至の偉人がつきものだけど偉人だけで歴史が動いてたわけじゃないなと。たくさんの人の、人間性とか業を感じて身近に捉えられる部分が面白いなと。

大人になってから興味を持って勉強するのは全くもって苦にならないものなんだなーと思いました。

人生1度きりだし、やりたいことやったらいいと思うんだー。