70年以上生きてきて3回くらいしか熱を出したことがないほど、強靭で健康な父を持つ私はその流れを受け継いでか、出産の時しか入院したことないくらい割と一般的に健康な方なのですが、いかんせんメンタルに難があり、気持ちから不調がきます。病は気からというやつです。

だいたい悩みを抱えるとよろしくない傾向があり、嫌なことを付き合い上断れないとか、良くない状況しか考えられない先しか見えなくなると体に出ます。以前書いたブログにも載せてましたが外食が怖くて出来なくなっちゃったとか。

あれから2年くらい経ってますが元のようには戻らないです。でもちょっとずーつちょっとずーつ、良くはなってます。

ひどかったのは用事で久々に急行電車に乗った時で、”この先はしばらく止まらない区間”、まあ通過駅ですよね、次の駅から進んだらしばらく電車降りれないんだって思ったら気分が悪くなって吐き気と心臓のバクバクがしてきて、そしたらさらに「吐いちゃったらどうしよう」とか「迷惑かけたら嫌だ」とか、ものすごい恐怖心が湧いて、結局途中下車してはあはあしてました。帰りの電車も怖くて乗れなくて、確か歩いて帰宅したような気がします。すごく歩いた気がしたけど気を逸らすのには良かったのかな。旦那さんに話したらパニック障害だって言われました。まじかーと思ったけど、なんかほっとしたのもありました。ほら、人間分からないものに名前が付いたり説明がつくと安心するってあれです。

乗り物はそんなになっちゃったのでいつも酔い止めを持ち歩いてます。電車、新幹線、旦那さんの運転する車も酔い止めがあればお守りになります。笑

食事も自宅以外ではあんまり食べられないんですが、それぞれの実家に行ってご飯を食べる時なんかはあらかじめあんまり食べれないことを話して量を減らしてます。自分の親にその話をしたら、「仏様にあげるご飯みたいねー」とか言われたり義理の両親にも「もっと食べなー」としょっちゅう言われるんですが、食べきれなくてご飯残る方が罪悪感が強いので食べ切れる量食べて、完食して、成功体験的な結果を残すようにしてます。

外食は変わらず抵抗があるんですが、外で食べるような開放的な空間は大丈夫みたいです。店内の料理の匂いとか油の匂いが辛いとか、なんかものすごく繊細になっちゃった気がします。前は家で「孤独のグルメ」見ながらお昼ご飯食べたりしてたんですが焼肉とかやたら多い料理とか目に入るのが辛くなりました。

 

そうそうそれでこの前初めて急性腸炎になりました。テッテレー。

なった原因は不明なんですが、多分ストレスからきてるんじゃないかと思います。長いこと悩まされたPTAしかトリガーがない。笑

初めて血便を見ました。便の検査で、お尻が切れたことで付着する血液と腸内の血液とでどう区別するんだろうと思ってましたが分かりました。全然違うわ。

胃腸科で診察して大腸カメラでS字結腸の炎症を確認して、悪性や細菌・ウィルス性のものじゃないと分かったら、治す方法は薬ではなく、極力腸を働かせないこと、が大事なんだそうです。一番早いのは1日入院して点滴の上絶食、という話をされたんですが、そこまで広い炎症ではなかったので消化のいいものをしばらく食べて様子を見る、ということになり4日間くらいお粥とか、卵とか、牛乳でふやっふやにした食パンを1口入れる度20回くらい噛んで凌いでました。腸炎になって2〜3日下痢と痛みで水分しか取れず、その後消化のいいご飯で生きてたので、治ってからすごく体力落ちたの実感して食糧の買い溜めして帰宅する道のりがしんどかったです。

普段ね、当たり前のようにご飯食べて、当たり前のように体動いてというのがね、体調崩してふと当たり前じゃないよねーって気付かされますね。

今年は随分早くから暑い日が続きますので、これを読んでくださってる方も体にはくれぐれも気をつけて、元気でお過ごしください。