2017年1月~2月
始めてガンに関する代替医療があることを知ったのは、近所にある自然食品等が取り揃えてある専門の販売店でした。
再発するまでは西洋医学一辺倒だった私は、代替医療、自然医療系の情報を頭の中に入れて混乱するのが嫌だと思っていました。
初発の大腸がんの時は、「1日でも早く、直ぐに切ってください」という考えでした。
過去には、小学生の頃からアトピー性皮膚炎であったこともあり、漢方薬やら、自然食品、化粧品等人一倍気にして使用していました。しかし、それで良くなる事はありませんでした。
なので、今一、自然医療を信じていませんでした。
高校生の時にはどうしてもアトピー性皮膚炎がひどくなり、半年間ほど「脱ステロイド」に挑戦しましたが、全身からの浸出液、出血、痛み、等から耐えられなくなり、再度皮膚科にかかり日常生活を取り戻す事が出来ました。
このような過去があり、西洋医学否定、ステロイドの否定系のようなお店に関わるのはきが引けました。
しかし、ガンの再発(再発防止の抗がん剤までしたのに、、、)によりどうしても西洋医学への不信感が脱ぐ得きれなかった私は、話だけでもと、この近所にある自然食品販売店の店主に相談してみることにしました。
店は、個人経営点ですが、きれいに整理されており、現代の自然派を気にしている女性向けの華麗なところでした。
店主も白衣を着ており、ところ狭しと市販本含め、専門の本が並べてある一室に私を招待し、話を始めました。
今の知識で聞けば、代替医療関係ではよく聞く話でしたか、当時の私には始めて聞くことが多かったと記憶しています。
・細胞は常に入れ替わっており、三年もすれば今の体では無くなる。
・現代の食が正常細胞を再生するのを妨げている。
・玄米がガンに良い、ぶどう糖はガンのエサ。
・体の冷えがガンをつくる。
・そして何より、何も西洋医学的な治療せずに、自然治癒力を上げてガンが消した人が何人も居ること。
・ストレスの管理、それには心の持ち方が重要で、抑圧した感情を放すなど。
その他にもイャイナスタデイーなどの本も交えて話してくれたと、記憶に有ります。
この話を聞いた時の私は、地獄から一気に天国を見ることが出来た気持ちでした。
「なんと言っても、腹膜播種で手術をしてもばらまったガンは完全に採りきれず、膀胱までとっても、もう治らないかもしれないと言われている。しかし、こんなに身近な方法で、がんを体の根本的なシステムで克服することが出来るかもしれないなんて」
全てが解決してしまう❗
いや、これ迄以上の人生を過ごせるのではないか❗
それからは、この店主の話の虜になっていました。
どのような事を実際に行っていけばガンの自然退縮が起こるのか話しを聞きました。
今後はこの店を中心にして、ガン克服の情報を得ていく事にしました。
店主は西洋医学、医者が嫌いな人でした。
その人から話を聞いていた影響も色濃くあり、この時点で、腹膜播種再発に対する手術は一旦延期(中止)する事に決めました。
外科担当医は、手術をしないことに反対でしたかが、私の家族内で反対するものもいなかったので「本人、ご家族の納得する方法でやってください」という事で経過観察となりました。
そして、代替医療、民間療法中心の生活へと入って行きました。