▼2017年1月 定期検査にて腹膜撒種発覚

主治医からは手術を薦められたが、
▪膀胱までとる可能性が濃厚であったこと。
▪腹膜撒種の病態では、既に腹膜内にがんの種が撒かれており全てを採りきることにより完治まで持っていける可能性が低いこと。
▪再発防止の抗がん剤治療まで受けたのに再発した事に対して西洋医学に不信感を持ったこと。
▪代替療法を知り、西洋医学否定論が頭に入っていたこと。
 
などにより、一旦手術を見送った。
 
 
▼2017年1月~6月 代替療法に必死にチャレンジする。
▪食事療法(野菜生食、サップリメント)
▪体を温める
▪運動
▪睡眠
等々出来る範囲で行っていた。
 
もちろん、代替療法専門のクリニックや患者会へ何ヵ所か通いつつとりくんだ。
この分野の本も沢山読んだ。
 

 
▼2017年7月 病状が悪化し尿管が詰まってしまい、ステントを入れた。
この時点で代替療法を諦めて手術をしようとしたが、PET 検査にてコツ転移が見つかり手術はできなかった。
 
▼2017年8月トモセラピーという放射線治療を知り、この治療を実施した。
 
▼2017年11月トモセラピー(放射線治療)を行っている間に、頸椎や脊椎、腰、腕、などへの多発的なコツ転移が発覚。
この時より徐々に骨の痛みが増していき、QOL の低下が著しくなってきた。歩くのが困難な状況へと徐々に移行。
 
▼2018年3月~抗がん剤治療(FOLFIL )5クール程度実施。
あまりの副作用の苦しさのため、これ以上続けるのは困難であった。
 
▼2018年6月~2019年2月 抗がん剤治療(アバスチン+ロンサーフ)実施。
ロンサーフは副作用が少なく継続的に出来るかも知れないということで始めたが、やはり副作用は辛い。量も減らしたりしてもらって何とか続けたが、2018 年末から下半身麻痺となり、治療に通うのも困難なためムリだった。
 
確かにロンサーフは少し効いていた時期もあって、病状が少し良くなった時もあったが、結局は元の木阿弥でしたわ。
 
▼2019年3月~治療はやめて、緩和ケア病棟で過ごす。
 
 
選択に対する賛否が有るのは重々承知の上、包み隠さず事実のみ書きました。