「嫌だ」

 

「ははははっはははははあははっはひゃははっはあははははははははっ、まだ続けるつもりか」

 

その執着心はどこから来るんだ

自分で作り出しているだけだろう

 

やっと気が付いた

闇を移しているだけだって

人の間を移動しているだけだって

 

あのな、自分が近づいて相手が落ち続けるなら自分から離れるんだ

 

気づいたタイミングで、やっと背中にへばりついていた闇が消えたよ

 

あれは男性がやっても意味がないんだよ。

女性がやって初めて意味を持つんだ。

 

「関係なくね?」

 

それでいい。

あの人がどうなっても関係ないとして、離れろ。

 

 

循環の輪から抜け出す狭き門を見つける。