講習会中に、自分の話していることが、

この先、音楽をやる物語に沿った解釈で語り、考えている存在の話し方から

深みのない意識体として以前から体内で認識されていたが、

あの人が私から離れたことで分離が始まった。

 

私の体の中に赤ん坊の頃から存在していて、

まるで音楽をやるために生まれてきたかのように

思い込まされている自分は、これまで全く音楽をしていない。

 

私の体の意識から離れていく。

 

私が音楽に関する情報を見聞きすると、

その情報をもとに物語を進めるのだが、

私は、音楽をしていないというのか、

頭が停止してそれが現実を生きる材料として身につかない。

頭に入ってこない。

 

最終知識を読んでいる時に来る存在と同じものだろう。

 

私の解釈を語り、私の言葉と認識でものを作り、一つのコンテンツとして消費する。

偶には批判したり、教えたりする。

 

彼は自分の正体を明かしている。

「僕、人喰い人間なんです。」

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講習会の帰り道、脳内にうっすら光の層ができた。

 

男の声

「なんだこの薄い光は(光を分析してどうするか逡巡している)・・・。いらないな。」

 

「それは私が働いて得た知識と経験という光で、あなたには必要ないだろう。私が生きるために必要だ」

 

しかし、男性の声が優先され、光はこれまでずっと私の身につくことがなかった。

 

私から離れた光はどこへ行ったのか。

 

そう、「いらないな」といった男のものになった。

 

そうやって、ずっと人の光を奪い続けている男がいる。

多くの人達から人生の光を奪う存在。

 

小宇宙に侵入しては、光を見つけ、ほくそ笑む男の顔が見えた。

強欲を絵にかいたような顔をしたやつだ。

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その後、朝食を抜いていたので帰り道に和食を食べ、

仕事に必要な資料を探すため図書館で数時間調べものをして、

買い物して帰宅後、軽食をとりながらスマホでYou tubeを見ている。

 

なぜか、こんな動画を見ていた。

 

犬の飼い主が、適切な長さで爪を切っていなかったため、

長い爪が床にあたって肉球と剥離すると痛がり、足先を庇うように歩くので、

背骨が曲がり、腰のヘルニアと首骨が歪んでしまい、

歩けなくなった犬を、整体師さんが爪を切って、

体のゆがみを治して歩けるようにしていた動画だった。

爪はピンクの根元も切り、血が出たら止血剤を塗るのが、適正な爪を切る位置なんだそうだ。

食べ終わって横になると、ひと働きして得た光の応援があった。

 

心臓と腰に頻繁にくる攻撃を、中からガードして守っている。

次に、首と腰に光の太い柱ができて、まっすぐに伸びた。

 

意識で人と繋がっていると、闇が写ることが多かったので、

猫背や背骨の右腰に抱えた怒り玉の影響を受けていた。

 

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人の人生を奪ったら、自分の人生も奪われる。

理屈だよ。

 

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私から分離した意識体の行末が見えた。