1504回目:逃げることも挑戦のひとつ | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

逃げることも挑戦のひとつ。

辛かったら逃げたっていい。
むしろ、逃げた方がいい。

とにかく逃げるな! 向かっていけ! 
という昭和的な考えは、今は昔。

……という観点だけでなく、

逃げることにも勇気はいるし、
逃げるために頑張るということも
あるだろうと思います。

そして、少し厳しい言い方になるかも
しれませんが、

そこでの現状にチャレンジすることなく
何もしないでただ我慢している状態を
頑張っているとは言いたくない

とも思っています。

逃げることは、現状を変えようとする
行動のひとつですから

その場を変えようとすることと
同じと言えなくもない。

基本的に私はその場で戦う派では
ありますが、

ある程度戦ったところで勝ち目がない

(現状は変わらない、もしくは
そこにいる人たちにとっては
変わらない方がよい)

とわかると、逃亡を図ることに
しています。

ちょうど5年前、ある領域の業務だけ
炎上していた頃、火消しも含めて
半年以上試行錯誤したものの
状況は変わるとは思えず、

勝手に異動先を見つけてきて

自分がここにいることは、
自分にとってだけでなく、その領域の
人たちにとってもよくないし、
結果として会社にとってもよい
アウトプットにならないと思う

と言って、異動を願い出ました。

上司も炎上状況を承知していて、
幸い、間違ったことは言っていない、と
私をサポートしてくれていたので

異動したいという考えも
理解してくれました。

が、結局、後任が見つからず
その時は異動できなかったのですが。

もしあの時逃げるように異動していたら、
炎上相手(こんな表現あります?)から
「逃げた」と言われたかもしれませんし

周囲から「投げ出した」と思われることに
なったかもしれません。

その後の仕事への影響に不安がなかった
わけではありませんが、

それでも、その場での戦いは止めて、
(これ、他者との戦いではなく、
自分との戦いです)
逃げようと思いました。

後日談としては
その1年数か月後に異動する時に

炎上領域だった業務のことで、
競合他社の関係者の方から
「中安さんが切り込んでくれたおかげです」
と感謝されることになったので

逃亡を企てたタイミングで
異動できなくてよかったのですが。

とはいて、当時は
「逃げることも挑戦のひとつ」
とは思っておらず、

自分がそこで仕事をすることは
本当に誰にとってもいいことがないなと
思ったから出ていこうと思ったのですが、

その場で何とかしようと試行錯誤するのと、
その場から逃げるのは、どちらも挑戦である

という認識をもっておくと、

無駄に辛い思いをする時間を過ごすことが
減るかもしれないな、と思います。

少し前まで、そろそろ逃げた方がよいかも、
と思うこともあったのですが

それも、現状を変えるための挑戦、
と思えたことで前向きでいられたのかも
しれません。

たとえツッコミどころのある考え方
だとしても、それが支えになるなら、
それを信じていてもよい。

やっぱり解釈は大事です。


【今日のまとめ】

逃げることも挑戦のひとつ。