1492回目:「深刻な状態」に陥いっていたっぽい | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

10月31日の日経新聞夕刊
「就活のリアル」で
新入社員の女性の話が
出ていました。

職場がブラックすぎて
ついていけない。
まだ入社半年だが
辞めてもよいか。

月曜日の朝起きたら
今日は会社だと思うと
体が動かす、
涙が出てきてしまう。

という相談でした。

この方の上司はパワハラ系で
職場はピリピリしていると。

幸い自分の状況には
全く当てはまりませんが、

「月曜日の朝起きたら
今日は会社だと思うと
体が動かす、
涙が出てきてしまう」

自分もこの数ヶ月で
経験していたことでした。

さすがにもう限界かもしれない
と感じて、
会社を休んだ日があります。

仕事をするのは無理だと
思ったけれど、

その状態で休んでも
仕事のことばかり考えて
結局休んだことにならない
気がして、

仕事のことを思い出さなくて
すむように

YouTubeを見ながら
ひたすらゲームをして
過ごしました。

一昨日の新聞記事に

体が動かなくなるような、
自然と涙は出てしまうような
深刻な状態になってしまったら
会社を休むしかない。
いずれは辞めるなど、
自分を守ることが第一だ。

と書かれていたの読んで、

客観的に見て
自分は深刻な状態だったのだと、
休んでよかったと思うと同時に、

自分でも限界だと
感じてはいたけれど、

他者から深刻だと言われると
ちょっと怖さが増しました。

この相談者の方は
外部のキャリアコンサルタントに
相談したのですが、

私も同じような行動を
とっていました。

自分の辛い状況は、
周囲には案外伝わっていない
ものだったりします。

でも、伝えようにも、
どうやって伝えれば

愚痴や文句ではなくて
建設的な会話になるかが
自分ではわかりませんでした。

そこでキャリアコーチに
相談したのです。

そこでは言葉の使い方まで
アドバイスをいただきました。

たとえば、
「理解できていない」ではなく
「合意できていない」にする。

前者は、理解できていない側
(自分)だけの状況のように
みえなくもない。

一方後者は、お互いにとっての
状況だとわかります。

どちらの言葉を使うかで、
自分自身の認識が変わってきます。

建設的な話をするには
判断をせずに、
事実にフォーカスすることが
大切だと思っています。

ですが、コーチから
「理解する」にはあなたの
ジャッジが入っている
と指摘され

自分が無意識に
使っている言葉が
客観的かつ中立的な事実を
表わすものではなかったと
気づかされました。

昨日も、言葉って大事、
と書いたばかりのところ

ある種の怖さをもって
その重要性を突きつけられた
気がしています。

日経新聞の記事の最後に
次のように書かれていました。

(以下抜粋)

会社が合う合わない、
上司が合う合わないはあるものだ。
その時は逃げてもいい。
いつでも転職することは可能だ。
あれこれ悩みすぎず、
まずは社会に出てみよう。

(ここまで)

「就活のリアル」という
コーナーなので、

学生や新卒の方に向けた
メッセージではあります。

(実際に、この記事の他の箇所で
「しかし辞めてもいいし、
第二新卒として出直すことは
十分にできる」と書かれています。)

ただし、前半部分に関しては
誰にとっても大切な
メッセージではないでしょうか。

ブラックな職場であれば、
自分の我慢が足りないと
思わずにすむところも
あるかもしれません。

でもそうではない時には、
ひたすら自分のせいだと思って
追い込んでしまうことが
あるかもしれません。

その時に中立的な立場で、
とはいえ一般論やn=1の
自身の話ではなく
こちらの事情に即した
アドバイスをくれる方に
相談することができたら、

落ち着いて前に進もうと
することができるのでは。

あくまで、
n=1の自分の経験ですが、
そんなふうに思いました。

まずは日頃の自分のチェックです。

そして異常を発見したら

「月曜日の朝起きたら
今日は会社だと思うと
体が動かす、
涙が出てきてしまう」

という状態になる前に
周囲の信頼できる方に
助けを求める。

よくよく心していきたいと
思います。


【今日のまとめ】

深刻な状態に陥る前に
適切に対処する。

そのためには、
小さな異常を見つけて
それを放置しない。