1446回目:戦う場所を考える | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

姪っ子の学校の文化祭に行きました。

バトン部の演技を見ていたのですが、
そこでは「かわいい!」という掛け声が
連発されていました。

ボディビルの「切れてる!」みたいな
感じの連発です。

おばさん、恥ずかしくて、演技を
集中して見ることができませんでした。

これがその学校の部活だけの文化なのか、
バトントワリングでは一般的なのか
わかりませんが、

部員同士やOGから連発される
「かわいい!」「かわいいよ!」に
ムズムズしておりました。

まぁ、そういうのが苦手な人は
その部活には入らないのでしょうけど、

その習慣を知らずに入部してしまったけれど
その掛け声はムリ……という生徒さんは
いないのだろうか、

と、余計な心配をしてしまった次第。

属してみて初めてその組織の文化や
風習を知ることってありますよね。

外から見ていたのとは違った
ということだって往々にして
あることです。

中学で入った部活、
理由のわからない厳しさにムリ……と、
3か月くらいで退部した経験があります。

先輩への挨拶は腰を90度(これは別にいい)、
お辞儀は人数プラス1回。(すでにナゾ)

電車の中で先輩が来たら、自分が座っていたら
席を立たなければいけない(これもナゾ)。

先輩の前で、学校指定の鞄を肩掛け
してはならず、肘にかけるか、
手に下げなければいけない。(完全に理解不能)

入部早々、この話を聞いて、
あー多分ムリ、と思いました。

今はそんなことはないと思いますし、
部活での指導自体はまったく理不尽なことは
ありませんでした。

遅刻したら校庭10周走るみたいなこととか、
怒号が飛ぶとか、そんなものはありませんでした。

だからこそ、ますます日常生活上、
部活の内容に関係ないところでの
理由のわからない厳しさに耐えられなかった
のかもしれません。

もちろん礼儀は必要ですが、
鞄の持ち方までの指定ってなんで? と。

誰も答えを持っていなかったでしょうから、

今なら、なんでそれが必要なんですかと質問し
理由が特になければ、止めてしまいませんかと
提案するところですが、

当時は、質問したところでなくなることは
ないだろうと思い、質問は避けました。

その鞄の持ち方くらい、意味があるとは思えない
ものならさておき、

「かわいい!」の掛け声などのように、

決して悪いものではないけれど
自分にとってはちょっと合わないという
習慣があたりまえの組織に属してしまった時に
どうするのがよいのか。

そのうち慣れることができれば
よいのですが、生理的にムリという
レベルであれば

やはり外にでることを
考えた方がよいような気がします。

もちろん、そこの文化を変えることも
ひとつの選択肢ではありますが、

もしその中にいる自分以外の人たちが
それを良しとしているのであれば、
変えようとすることは迷惑にもなり得ます。

悪い習慣に立ち向かっていくことは
素晴らしいことだと思いますが、

悪い習慣でなければ、立ち向かっていく
ことは必ずしもその組織のために
なることでもありません。

自分と組織、両方のために、
もっとフィットする場所を探す方が
建設的かもしれません。

どこで戦うか。

戦う場所は考えた方がよいなと、
連発される「かわいい!」を聞きながら
考えていました。


【今日のまとめ】

どこで戦うか。