1376回目:課題が特定されないと、改善のしようがない | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

子どもが、自治体が実施する
学習効果測定の結果を持って帰って
きました。

そこに書かれているのは、
教科別正答率と、4科目別項目毎の
正答率とそれぞれの目標値。

問題も解答用紙も戻ってこないので、
どこをどう間違ったのかわからないのに
目標値を目指せって言われてもね、
という気がしませんか。

ちなみに、子どもに「できたと思ったのに
できていないところある?」と聞いたら
「ない」と。

あまり正答率が高くなかったところは、
「よくわからん」と思いながら
解いていたそうです。

逆に「よくわからん、と思ったのに
正答率が高かったところある?」
と聞いたら、「ある」と。

これは合否判定があるテストでは
結果的によいことでもありますが、

習熟度を確認するものとしては
あまりよろしくない。

自分が何がわかっていて、何が
よくわかっていないのかを
理解しながらテストに臨むことが
できればよいと思っているので、

よくわからないと思いながら解いて
あまりできなかったところは、
まったく問題ありません。

とはいえ、いずれにしても、何が
どうしてわからなかったのかを
理解することなしに、

プリントに書かれた「目標値」に
到達できるとは思えません。

一応、おススメの復習プリント
というものがダウンロードできる
ようになっていますので、

それをやれば、大体の目途は
立つのかもしれません。

このテストが「学習効果測定」であって、
習熟度を上げるためのものではないから
返却されないのだと思いますが、

正答率と目標値だけ渡されても
やっぱりモヤッとします。

何が問題なのかがわかれば、
その問題は半分は解決したような
ものだと、

大学の刑法か民法の教授が
話していたことが
とても印象に残っています。

どこに問題があるのかが
わからなければ、
改善、解消のしようがありません。

勉強だけでなく、仕事も、
自分自身の人間としての課題も
同じことで、

どこに問題があるかを特定できなければ
どうしようもないですよね。

課題は明確にしないといけない。

学習効果測定の結果を見ながら、
我がこととして再確認した次第です。



【今日のまとめ】

試験などで試されているとき、
結果を見て一喜一憂するのではなく、
改善のために課題を特定する
機会ととらえる。