1355回目:なぜと思ったら科学的にメソッドを考え 実践し、結果を出し、世の中に問う | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。


先週の日経新聞夕刊、「人間発見」は
医師の小笠原文雄さんの記事でした。

「最期は笑って」というタイトルで
在宅ホスピス緩和ケアについて
書かれています。

先週水曜日の記事に、
名古屋大学の医学部長から言われた
以下の言葉が紹介されていました。

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どんな道に進んでも、
必ず「なぜ」と思うことがある。

なぜと思ったら科学的にメソッドを考え
実践し、結果を出し、世の中に問いなさい
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「なぜと思ったら科学的にメソッドを考え、
実践し、結果を出し、世の中に問いなさい」

という言葉は、私たちが日常で
感情的になってしまった時に

一方引いて落ち着くために
助けとなる言葉ではないかと思いました。

この話が紹介された背景は、

病院で亡くなる患者さんを見てきて、
亡くなる時は苦しむのが当たり前だと
思っていたところ、

病院で苦しんでいた患者さんが
家に帰ると笑顔を取り戻すのは
なぜだろうかと思ったこと。

ですが、それとは全く関係がない
しかも自分個人という小さな世界で
当てはまる言葉だと思うのです。

誰だって、日々人と関わる中で
相手の言動にイラッとしたり、
意味がわからないと思ったり、
納得できないと思うことって
あると思います。

そんな時に、
「なぜこの人はそのような言動をとるのか」
「それに対して、なぜ自分はイラッとして
いるのか」を

科学的にメソッドを考え、実践し、
結果を出し、世に問おうと思えば

イラッとしている場合ではありません。

まぁ、実際には「世に問う」ことまで
しないと思うのですが、

ここは完全に科学者になりきった方が
感情から離れる効果はありそうなので、

世に問う前提で考えておきたいと思います。

これまでにも同じように、

「なぜこの人はそのような言動をとるのか」
「それに対して、なぜ自分はイラッとして
いるのか」を考えてきましたし、

理解できない相手に対しては
研究対象と捉えることで、

常に一歩引いた姿勢で臨むように
してきてはいましたが

「なぜと思ったら科学的にメソッドを考え
実践し、結果を出し、世の中に問いなさい」
という言葉のおかげで、
そのレベルが上がるような気がしました。

自分は科学者として、世に問わなければ
いけないのだ。

いつものように、半分ふざけながら、
楽しんで世に問える結果を出していきたいと
思います。


【今日のまとめ】

誰かの言動にイラっとしたり、
意味が分からないと思ったら、

自分は科学者として、
科学的にメソッドを考え、実践し、
結果を出し、世に問う責任がある
と思い込み、

一歩ひいて「なぜ」を考えることで
感情から離れる。