1091回目:便利を当たり前と思うと、イライラが増える | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

便利になるほど、
全世界のイライラが増える。

スマホを家に忘れて
買い物に行った時に
ふとそんなことを思いました。

大学時代にポケベル、PHS、
社会人になってからガラケー、
そしてスマホと

個人の通信手段の歴史? を
歩んできました。

段々と便利になっているのは
間違いありません。

しかし、その便利さが
当たり前になった時に

そうでないことに対して
イライラするように
なった気がします。

総務省の令和3年版情報通信白書
によると、携帯電話、PHS、スマホの
世帯普及率は96.8%。

個人ではなく世帯の情報ですが、

70~80代の親世代を見ていても、
持っているのが当たり前と
言えるくらいだとは思います。

子どもとお年寄りを除いては、
「携帯・スマホ、持ってる?」
という質問はしなくないですか?

携帯・スマホを持っている前提で
会話が進むのではないでしょうか。

前段が長くなりましたが、
「連絡できるのが当たり前」
になっていると

スマホを忘れた、というだけで
相手をイラっとさせてしまうのです。

そして、イラっとされたことに
こちらもイラっとしてしまう。

私の世代では、新入社員の頃は
まだPHS、携帯を持っているのは

ものすごく珍しいわけでは
ありませんでしたが、
大多数ではありませんでした。

持っていると便利でいいね、
ということだったのですが、

今は、持っていないと不便で困る、
どころか必需というほどの状態に
なっています。

しかも、自分自身に対してだけでなく
持っていない相手に対して
「不便で困る」と思うのです。

もちろん、スマホを手放すことは
もはやないのですが、

スマホどころか、携帯もなかった
時代に生きていた人間としては

ないと不便で困るモノではなく、
あると便利なモノという認識に
戻して、

自分に対しても、他人に対しても
イラっとを増やさないように
していきたいところ。

何であっても、
あって当たり前と思うモノは
それに対するありがたみを
感じることはありません。

一方で、壊れたり、なくなったり
すると、イラっとしたりします。

以前、17年くらい風呂の浴槽がない
生活をしていたことで、
毎日風呂に入れるのがありがたい
という話を書きました。

身の回りにあるもの全てに
感謝しても、しすぎでは
ないのかもしれません。

ただでさえ、イラっとしがちなので
「いやいや、これがあるのは
当たり前ではないのだよ」と
自分をなだめて、荒くなった鼻息を
抑えたいと思います。


【今日のまとめ】

ないと不便、困るモノも、
昔は存在していなかった。

それがあることが、
当たり前なのではないと
認識することで

イラっとを増やさない。