727回目:相手のためが、自分のためでもいい | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

「セールスとは
ものを売ることではなく
人の役に立つことであり
人を幸せにすることだ」

昨日紹介した

セミナー仲間のメルマガの中に
書かれていた

和田裕美さんが
セールスについて
語った言葉です。


人の役に立つとか、
人を幸せにするとか、

この人のためにという
ことについて考えると

それは偽善ではないか
と思ってしまっていました。

これは他の人についての
ことではなくて、
自分自身についてのことです。

自分は何か
人のためにと思って
行動しようと考えたり
実際に行動している時に

自分の中の偽善を
感じてしまっていました。

ただ、
「これは見返りだけを
求めた行動なのか?」
と自問してみると

そういうことではなく
純粋に、こうなったら
いいだろうなぁ
という思いからきた
行動ではあります。

それは一体
何だったのかと
今振り返ってみると

自分のその行動を
他の人が見た時に

「偽善じゃないの?」
と思われるのではないか

と思っていたのです。

以前Self-introduction design
について書いた時に

自分はひねくれている
ということを書きました。

ひねくれている自分が
良いことをしていることが
違和感を持って
見られるのではないか
と感じていたのです。

実際に「以前だろう」
と言われたことは
1度もありませんので

もしかしたら
完全に自分の
思い込みだったかも
しれません。


今でもひねくれていることに
変わりはありませんが、

誰かの為の行動を
しようという時に

「偽善ではないか?」
と不安に思うような
ことはなくなりました。

これは決して私が
善人になった訳ではなく

(とはいえ、
悪人ではないと
思ってはいますが)

視点を変えることが
できるようになった
からです。

かつては、
自分から見た相手
相手から見た自分
という二つの視点で
見ていたのが、

それに追加して
相手と自分を含めた
全体の視点も
意識するように
なったからです。

どういうことかと言うと、
一旦自分の感情を
脇において
俯瞰して状況を見るのです。


その行動は相手にとって
良い結果をもたらし、

それによって相手が
喜んでくれたら
こちらも嬉しいし、

なんだったら
好感を持ってもらえたら
さらには嬉しい。

少なくとも
嫌われることは
ないだろう。

というような感じで、

まるで他人の状況を
見ているかのように
考えてみると

その状況って
お互い得してるよね?!
誰にも悪いことないじゃん

と思えるのです。


もちろんその行動が
相手にとって
ありがた迷惑だった
という場合も
あるとは思いますが、

そうでなければ
お互いにとって
メリットでしか
ないはずです。


そんな風に
考えられるように
なってから、

他人から「偽善では?!」
と思われるのではないか
ということを
気にしなくなりました。


良い結果を期待して
行動することは
当たり前のことです。

試験を突破するために
一生懸命勉強するのと
同じはずなのに

相手に好かれるために
丁寧にコミュニケーションするとか
何かを手伝うとなると

なんだか急に
打算的な匂いが
してしまいます。

上司には丁寧だけど
部下には雑、といった

あからさまに
相手によって
違う態度をとっている
印象が強いせい
かもしれません。

それほどまで
あからさまな
ケースは別として、

一般的には、
人から嫌われるよりは
やっぱり好かれた方が
いいよね、というのは
共通認識だと思います。

しかもそれで
相手も悪い気はせず
自分も悪い気はしないのですから
それでいいじゃん、
という話です。

こんなシンプルな
ことなのに、

長年自分は一体何を
うだうだと考えて
いたのだろうかと
思ってしまいました。

しかも、
たとえ誰かに偽善だと
思われてしまったとしても
客観的に良い行いを
しているのですから、

人の目を気にするなら、
もっと別のポイントを
気にするべきだったと
思ったりもします。

(何分反省すべきことが
多いので……)

まあ、それはそれとして
引き続き反省しながら、

これからも堂々と
自分&相手のために
(正直に、自分が先です……)
行動していきたい
と思います。



【今日のまとめ】

相手のためが
自分のためでもいい。

相手も自分もまとめて
俯瞰して見れば
全体として良い状況。