360回目: 自分の無意識の行動が、相手に間違った情報を伝えてしまうかもしれない | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

自分の行動が

相手にどう受け取られる

可能性があるのかを考えて、

行動をコントロールすることって

 

人と関わって生きていく中では

重要なことでありながら、

けっこうできていないな、

と思います。

 

それどころか、そもそも意識して

いなかったなと思います。

 

 

かつて、昇格審査の

面談練習相手を

受けたことがありました。

 

初対面の人に向かって

アピールするという練習のため、

同じ部門内でも、面識のない方と

面談をする、というものです。

 

 

昇格候補者なのですから、

職場で評価されている方との

面談だったのですが、

 

どうにも熱意が感じられない、

ということがありました。

 

ただし、話を聞いていると、

真面目に、一生懸命に仕事に向かい

困難なことがあっても、

ひとつひとつ

乗り越えている様子。

 

 

後でその方の上司と

話をしたところ、

 

その候補者の方は

日頃から淡々としていて、

その上司も、話をしていると

「大丈夫かな。

ちゃんとやってくれるかな」と

思ったりすることがあるそうです。

 

 

でも、いざプロジェクトが始まると

突発事項が起きても

慌てることなく、

周囲に惑わされることもなく

 

目的に向かって、

しっかりと業務を

やり遂げるということでした。

 

 

この方のような話し方だけでなく

他にも態度や表情、

さらには使っている表現など

 

そもそも自分でも無意識に

外に向かって表していることで、

 

他者に正しい情報

(着実に仕事をやり遂げる)

が伝わらず、

 

間違った情報(熱意がない)が

伝わってしまう

可能性があるのです。

 

 

 

なぜ、外に向かって

表れる行動への

意識を忘れるのか。

 

おそらく、それが無意識に

身についてしまっていたり、

当たり前に動いてしまっていたり

するからだと思います。

 

 

子どもを見ていて、

反省させられるのですが、

 

ちょっとした表現や口調が

自分がやっている

そっくりそのままだったり

することがあります。

 

それを聞いて不快に思った瞬間に、

反省するのですが、

 

子どもは、過去の同じような状況で

私が取っていた対応を見て

「ここでは、そのように反応するのか」と

無意識のうちに

学習してしまっているのです。

 

 

人の行動を形作るものは、

こうやって学習して

身についてしまったことと

 

もともとの性格から

当たり前に表れてしまうこと

なのではないでしょうか。

 

 

このように、

意識的にコントロール

したものではなく、

無意識に外に向かって

表れてしまっているので、

 

他者がそれをどう受け取るか、まで

考えが及ばないのかもしれません。

 

 

また、もしそこまで考えが

及んだとしても

他者に直接確認できる機会は

なかなかないと思いますし

 

相手によっても

受け取り方が違うということも

ありますから、

 

絶対の正解を得ることは

できません。

 

 

ですが、

少なくとも自分の行動に

意識を向けて

コントロールすることはできます。

 

さらには、どの方向を目指して、

具体的にどういう行動を取るのかも

自分の好きなように選べます。

 

 

そのためには、

まず自分がどうありたいのかを

イメージして、

そのありたい人が取る行動を考えて

実行していくことです。

 

 

ただ、その際に、

必ずしも自分の行動を

真逆の方向に持っていく必要は

ないのかもしれません。

 

 

例えば、私が面談練習の

相手をした方であれば、

 

「突発事項が起きても、慌てずに

周囲に惑わされずに、

目的に向かって業務をやりとげる」

という本人の良さを表すためには、

 

いわゆる、熱意が伝わる話し方、

ちょっと前のめりな感じで

声も大きめ、

という話し方を身につけるよりも、

 

淡々としてはいるものの、

ある意味落ち着いた話し方のままで

 

「自分は淡々としていて、

話しているだけだと熱意が

伝わりにくい、と

よく言われるのですが、、、」と

先に言ってしまう、というのも

ありだと思うのです。

 

 

このように、本人の良さを活かしながら

相手に伝わっていないところを

補完していくことでもよいのです。

 

 

このところ、

自分の行動に意識を

向けることについて

考えていますが、

今日もまたそれについて

書いてみました。

 

 

まずは意識を向けて

現状を把握し、

目標とのギャップを埋めていく。

 

これを地道に続けたいと思います。

 

 

【今日のまとめ】

 

自分の行動が

相手にどう受け取られる

可能性があるのかを考えて、

行動をコントロールする。

 

そのためには、

まずは意識を向けること。