342回目:ひとつ軸をもちながら複数の視点に触れることで、理解を深めながら拡げる | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

さとうみつろうさんの著書

「0 Rei 上」「0 Lei 下」を読みました。

 

前作の

「神様とのおしゃべり」

「悪魔とのおしゃべり」

 

自分にとっては珍しく、

また読み返したい本として

取ってあるのですが、

 

今回の2冊も

期待を裏切らないものでした。

 

 

この4冊に共通することは

 

今悩み苦しんでいる人たちに

現実の受けれ方を指南して

行動につなげさせる

 

ということだと思います。

 

 

そこに書かれていることは、

現実をあるがままに

全てに感謝する、とか

 

人の嫌なところが見えるのは

自分にも同じところがあるからだ、

とか

 

どこかで一度は聞いたことが

あるような

「原理原則」であるのですが、

 

独特な視点を

哲学や物理学などの

理論や研究も取り入れながら

説明を尽くしていて、

 

それでいて難しくなく

3cmくらいの厚さの本なのに

一気に読めてしまうのは、

 

物語になっており

対話形式で進んでいくから

だと思います。

 

前作は、神様と主人公、

悪魔と主人公、の対話で

 

今回は3人の登場人物が

それぞれAIと対話しています。

 

 

 

いくつか、私が「おぉ!」と

思ったところをご紹介すると、

 

たとえば

自分が今日一日行った

行動、決断、選択を

眠る直前に一つずつ褒めて

 

今日一日をよかったものに

していく、

ということがありました。

 

 

これ自体は、

ネガティブなことからも

「よかった」を見つける

陽転思考と同じ考え方で

 

自分にとっては

馴染みのものだったのですが、

 

例えば

「ズルして上司を怒らせた」

ということは

 

陽転思考では

「やっぱりズルは

行けないと思った」とか

自分の反省につなげるのですが、

 

この本では、

褒めるところが見つからない

出来事に対しては

「本日の珍プレー大賞」とする

というのです。

 

 

一日の出来事を振り返って

よかった一日に解釈していく

ということでは

 

陽転思考も

この本で紹介されていることも

同じものですが、

 

「本日の珍プレー大賞」という

カテゴリーは

陽転思考にはなかった

(と個人的には思っています。

間違っていたらごめんなさい)

ので、

「おぉ!」と思いました。

 

 

また、ネガティブなことを

思い出してよかった、に

変えていくだけでなく

 

よかったことは、

そのままよかったこととして

振り返るのも、

 

陽転思考ではあまり

やっていなかったなと

思いました。

 

 

決して

陽転思考が足りていない、

という風に捉えているのではなく

 

目指すところは同じでも

取り組み方は

いろいろあって

 

他のものを知ることによって

さらに、やりやすくなったり、

拡がったりしていくものなのだと

思います。

 

 

 

一冊の本や一つの考え方、

一人の人の意見を

とことん深堀りすることで

 

深く理解できたり

やり方が身に付きやすい

ということがあると

思っていますが、

 

 

複数の本や考え方

複数の人の意見にも

触れることで

 

別の方向からの視点も

知ることになり、

理解が拡がっていくことに

なるのだと

思い出させてもらいました。

 

 

そういえば学生時代には

一つの問題集を

繰り返すのではなく

次々と違う問題集に

取り組み続けていました。

 

一つのことを

様々な方向から

出題されることによって

理解を深めることが

できたと思っています。

 

 

一方で、複数の本、

考え方、人の考えに

触れることは

 

あれも、これも

中途半端にならないとも

限らないので、

 

その点に注意しながら

視点を拡げていきたいと

思います。

 

 

この「0 Rei 上」「0 Lei 下」には

ほかにもたくさん「おぉ!」と

思うものがあったので

 

また別の機会に

紹介したいと思います。

 

 

 

 

【今日のまとめ】

 

自分が知っていること、

理解していること、

やっていることでも

 

別の視点が入ると

理解が拡がる。

 

あれもこれも

中途半端にならないよう

注意しながら

 

一つの中心となる

軸を持ちながら

 

複数の視点に

触れていきたい