論理的な意思決定が冴えないのは、直感が欠けているから | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

こんばんは。

今日で140回目の更新です。

 

 

脳科学者の中野信子さんの

直観力について話をしている

インタビュー記事を読みました。

 

 

その中で、

直感と論理の関係について

以下のような話がありました。

(一部要約しています)

 

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超難関の国家公務員試験に合格した人、

すごく頭のいい集団である

官僚の意思決定が

微妙になってしまうのは、

 

ヒューリスティクス=直感が

欠けているから。

 

知識と前例だけを手がかりにしていると、

判断は常に遅れるし、

前例のないデータが出現すると

対応できない。

 

 

これは、

現時点のレベルでのAIが行う

意思決定と同じ。

 

有名な事例で、

「世界平和はどうやったら実現できるか」

とAIに尋ねると、

 

「人類を滅亡させてしまえば平和になる」

という答えが出てきてしまう。

 

問題解決にならない答えだが、

今のAIはそれをおかしいとは思わない。

 

一方、人間はなぜこの答えをおかしい、

ダメだと思う。

この人間的な感覚こそが

ヒューリスティクスだ。

 

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自分は、

論理的に説明されれば

割と納得して仕事に

向かうことができる方だと思いますが、

 

逆に、

説明のつかない仕事、

理由の分からない仕事は

やる気が起きません。。。

 

 

と言いながら、

 

論理的に正しいのだけど、

どうにも腑に落ちない、

 

ということも

たくさん起こります。

 

 

論理的に説明できない仕事は

納得できないのに、

 

論理的に説明されても

納得できない仕事があることに

もやもやしていたのですが、

 

この中野信子さんの

インタビュー記事を読んで

すーっと腹落ちしました。

 

 

論理と直感。

 

とても興味のあるテーマで

今も関連している本を

読んでいます。

 

今までは

 

どちらが良いとか

優れているとか、

どちらを使うべきとか、

 

考えていましたが

両方の特性を知って

上手く使っていくことが、

 

論理的にも正しく

人としても違和感のない

意思決定や行動のために

考えるべきことなのだと

思いました。

 

 

【今日のまとめ】

 

知識と前例だけを頼りにした

論理的な意思決定は、

 

時に問題解決にならない答えを

「正解」としてしまう。

 

論理的に正しい答えなのに、

なんだか腑に落ちない時には

 

その答えは「問題解決にならない」

という、人間的な直感が

働いていないのかもしれない。

 

 

論理と直感と、

どちらも大切に

適切な意思決定と行動を

目指したい。