雇用環境整備士(第Ⅱ種)の
仲川実香です。

あれっ?
社長さんのためのカンパニーアテンダントじゃないの?

今日は、
雇用環境整備士(第Ⅱ種)の資格を持ってる
仲川実香です。

昨日、この1月から働き始めた子どもの職場へ行き、担当者とバトルをしたので、
障害者雇用について、話します。

ここで、ちょっと、考えてほしいのですが、
人材を採用する時って、どういう時だと思いますか?



そうですね。人が足りない時、より売り上げを上げたい時には、人は採用されます。

しかし、障害者を採用する時は、

1、企業の社会的責任(CSR)を果たすことができるから
・・・59.0%

2、障害者雇用率未達成のため(法令を遵守することができるから)
・・・53.9%

3、必要な能力を持った人材が確保できたから
・・・34.3%

東京都産業労働局「障害者雇用実態調査」(従業員50~299人、300人以上)

このように障害者雇用は、採用のきっかけ・理由は、社会的責任や法令遵守のためです。

そのため、能力、スキル面を第一として、障害者を採用するわけではありません。

それでは、一方、障害者の退職理由はなんなのでしょうか?

No.1、期間満了や会社都合での退職
No.2、職場の人間関係
No.3、労働環境
No.4、仕事内容

このように障害者側は、会社都合、人間関係や労働環境が問題で、職場を辞めることが多く、
キャリアアップや自己実現といったポジティブな理由での退職は、ほとんどないのです。

法定雇用率を遵守し、企業の社会的責任を果たしたい企業側。
自分自身の未来を描けずに仕事に多くを望まない障害者。
ミスマッチな発生、不安感の増大、退職といった問題が上がるのは当然です。

全ての障害者雇用が・・・とは言いません。
障害者雇用において、「生きがい」や「働きがい」などを障害者雇用に求めることは、現状で言うと難しいことなんです。

今日は、ここまで。

次回は、特例子会社は赤字です。
をお伝えします。

障害者雇用、障害者が楽しく生きることに興味がある方、
障害者雇用を考えている社長さん、
今、障害者を雇っているけど、悩んでいる会社の方、
こちらまで、ご連絡下さい。

 

カンパニーアテンダント
仲川実香
janetmika19@gmail.com
080-5165-2822