社長さんのための
カンパニーアテンダント仲川実香です。

会社を伸ばす後継者、潰す後継者シリーズ、その3です。
今日は、先代が購入したビルを二代目が売却しようとした、話。
有名飲食店を営む会社では、先代が購入したビルを二代目が売却しようとした。
もし、売却すれば売却損が出る。
赤字となれば、税金を払う必要がなくなるので、会社に現金が貯まる。
二代目は、そう考えた。
しかし、
結果的には、売らなかった。
息子として先代が大切にしていたビルを何となく売りにくかったかもしれない。
その後、先代は亡くなったがビルは、そのまま維持することになった。
そんな矢先、東日本大震災が起こる。
順調だった飲食店に人が入らなくなった。
売り上げが3割落ち、社員たちに給料が払えなくなってしまう。
背筋に冷たいものが走った。
その時、会社の大ピンチを救ってくれたのが、ビルのテナント料だった。
落ちた売り上げ全てとは言えないが、社員の給料を、変わらず支払うことができた。
経営とは、こういった選択を、しなければならない場面が多い。
どちらが正しいとか、正しくないというのは存在しない。
どちらも経営者の判断である。
そこには、経営に対する思想や哲学が存在する。
「もし、ビルを売却していたら、どうなっていただろうか」
あの頃の自分は、父親が『どんぶり勘定』でやってきた会社の内情を見て、愕然としていた。
社員数も急激に増えてきているのに、社内には事業発展計画書もなく、戦略、戦術、今年1年の目標数字どころか、規定すら曖昧だった。
少しでも会社の体を成すために、自分は全力で仕事をしていた。
仕事をしているつもりになっていた。
しかし、自分が全力でやっていたと思っていたことの中には、本来一番重要な『お客さま』で、あったり、『もっと商品を良くしたい』という考えであったり、『社員とその家族の幸福』ということが少しもなかった。
そのことに、震災で気がついた。
なぜ、父親がそこまでしてビルを購入しようとしていたのか。
大学も出ていない父親に対して、どこか馬鹿にしていた自分にも気がついた。
誰よりも会社や社員やその家族のことを想っていたのは、父親なのだと気がついた時、自分は、まだまだオヤジの足元にも及ばないと感じた。
自分は、経営のもっともっと根底にあるものを学ばなければならないと感じた。
最初から理念や、哲学や、思想がある人などいない。
最初は、お金のためであったり、家族を食べさせるためであったり、単純な理由が多い。
仕事を通して、お客さまから叱られたり、商品が売れない辛さを学ぶのだ。
もっとお客さまのお役に立つにはどうしたらいいのか、もっといい商品にするためには、どうしたらいいのか考えるようになって、初めて身についてくる。
いかがでしょうか?
二代目、三代目と、チヤホヤされ、ちょっとかじった経営戦略振りかざし、偉そうにイイ気になっていませんか?
会社を継ぐことは、経営戦略を考える前に、『お客さま』のことを考えるから始めないといけないんです。
このブログを読んでいる社長さんで、
後継者へ会社を渡そうとしている社長さん。
これから、会社を継ごうとしている二代目社長さん。
そろそろ、後継者選びを考えはじめている社長さん。
もう、自分ひとりでは仕事が回らなくなり、右腕が欲しいと思っている社長さん。
カンパニーアテンダントは、
社長さんの後継者問題をお手伝い。
社長さんの悩みを聞き、
社長さんが仕事に専念できるようにお手伝い。
①売り上げが勝手に上がるサービス
②オフィスの活力が上がるサービス
③社長さんのツキが上がるサービス
を、あなたの会社へ直接伺い、行います。
主な訪問先
愛知県、名古屋市、大府市、刈谷市、知立市、安城市、豊田市、岡崎市、
大府市から片道1時間程度
東京都、大阪府、京都府につきましても、お時間に限りがございますが、伺います。
その他の地域の方もご相談ください。
ご興味がある方は
お問い合わせ、ご相談下さい。
お金とツキを呼ぶ!オフィス専門コンサルタント
カンパニーアテンダント
仲川実香
janetmika19@gmail.com
080-5165-2822
カンパニーアテンダント仲川実香です。

会社を伸ばす後継者、潰す後継者シリーズ、その3です。
今日は、先代が購入したビルを二代目が売却しようとした、話。
有名飲食店を営む会社では、先代が購入したビルを二代目が売却しようとした。
もし、売却すれば売却損が出る。
赤字となれば、税金を払う必要がなくなるので、会社に現金が貯まる。
二代目は、そう考えた。
しかし、
結果的には、売らなかった。
息子として先代が大切にしていたビルを何となく売りにくかったかもしれない。
その後、先代は亡くなったがビルは、そのまま維持することになった。
そんな矢先、東日本大震災が起こる。
順調だった飲食店に人が入らなくなった。
売り上げが3割落ち、社員たちに給料が払えなくなってしまう。
背筋に冷たいものが走った。
その時、会社の大ピンチを救ってくれたのが、ビルのテナント料だった。
落ちた売り上げ全てとは言えないが、社員の給料を、変わらず支払うことができた。
経営とは、こういった選択を、しなければならない場面が多い。
どちらが正しいとか、正しくないというのは存在しない。
どちらも経営者の判断である。
そこには、経営に対する思想や哲学が存在する。
「もし、ビルを売却していたら、どうなっていただろうか」
あの頃の自分は、父親が『どんぶり勘定』でやってきた会社の内情を見て、愕然としていた。
社員数も急激に増えてきているのに、社内には事業発展計画書もなく、戦略、戦術、今年1年の目標数字どころか、規定すら曖昧だった。
少しでも会社の体を成すために、自分は全力で仕事をしていた。
仕事をしているつもりになっていた。
しかし、自分が全力でやっていたと思っていたことの中には、本来一番重要な『お客さま』で、あったり、『もっと商品を良くしたい』という考えであったり、『社員とその家族の幸福』ということが少しもなかった。
そのことに、震災で気がついた。
なぜ、父親がそこまでしてビルを購入しようとしていたのか。
大学も出ていない父親に対して、どこか馬鹿にしていた自分にも気がついた。
誰よりも会社や社員やその家族のことを想っていたのは、父親なのだと気がついた時、自分は、まだまだオヤジの足元にも及ばないと感じた。
自分は、経営のもっともっと根底にあるものを学ばなければならないと感じた。
最初から理念や、哲学や、思想がある人などいない。
最初は、お金のためであったり、家族を食べさせるためであったり、単純な理由が多い。
仕事を通して、お客さまから叱られたり、商品が売れない辛さを学ぶのだ。
もっとお客さまのお役に立つにはどうしたらいいのか、もっといい商品にするためには、どうしたらいいのか考えるようになって、初めて身についてくる。
いかがでしょうか?
二代目、三代目と、チヤホヤされ、ちょっとかじった経営戦略振りかざし、偉そうにイイ気になっていませんか?
会社を継ぐことは、経営戦略を考える前に、『お客さま』のことを考えるから始めないといけないんです。
このブログを読んでいる社長さんで、
後継者へ会社を渡そうとしている社長さん。
これから、会社を継ごうとしている二代目社長さん。
そろそろ、後継者選びを考えはじめている社長さん。
もう、自分ひとりでは仕事が回らなくなり、右腕が欲しいと思っている社長さん。
カンパニーアテンダントは、
社長さんの後継者問題をお手伝い。
社長さんの悩みを聞き、
社長さんが仕事に専念できるようにお手伝い。
①売り上げが勝手に上がるサービス
②オフィスの活力が上がるサービス
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を、あなたの会社へ直接伺い、行います。
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愛知県、名古屋市、大府市、刈谷市、知立市、安城市、豊田市、岡崎市、
大府市から片道1時間程度
東京都、大阪府、京都府につきましても、お時間に限りがございますが、伺います。
その他の地域の方もご相談ください。
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仲川実香
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