アルツハイマー研究の第一人者、石浦章一さんに、ベストセラーいつまでも「老いない脳」をつくる生活習慣について聞く。

人体は20歳から、脳は40歳から老化が始まると言われています。
残念ながら現在の科学では「不老」は不可能。脳は、40歳を境に10年で5%ずつ減っていくと言われています。脳細胞は約1000億個ですから、10年で約50億個。1日約136万個減ってしまうのです。

しかし、脳の老化の速度は他の機能に比べて遅く、「脳を活性化させる生活習慣」により、若い脳を保持することが可能になります。

脳を活性化させる生活習慣といっても、そんなに特別なことではありません。
体の健康を維持し、脳が活動しやすくしてあげればいいのです。
具体的に言うと「週に2~3回、30分以上の運動」運動で血流をよくするんです。
脳細胞は、血流がよくなると活性化するんです。

運動をすることが大事だと言っても、なかなか時間が取れない人もいるでしょう。そんな人は、日常生活で運動を取り入れるといいと思います。エレベーターではなく階段を使う。とにかく歩く。
学生が忙しいと言うので、何でそんなに時間がなきのか聞くと、「インターネットをしている」と。非常にまずいですね、脳にとって。

老いない脳をつくるために「本を読む」習慣も大変有効です。
理由は、本を読むと脳の活動の基本となる言語野が動き出すからなんです。ジャンルは何でもいい。興味のあるものから読み始めましょう。

講義を受けるのも、なかなかいいんですよ。講義を聴き、内容に対して質問をする。この双方向性が脳を活性化し、記憶を定着させます。
これはビジネスの世界にも通じます。
会議などでディスカッションする。資料を読む。メモを書く。声に出すなど、脳のさまざまな部分をフル活動することで、脳のネットワークが強化され、記憶は定着しやすくなるんです。

実は、体力の低下とともに短期記憶力だけでなく、好奇心と意欲を必要とする創造力や発想力も衰えます。45歳が限界と言われています。

心配する必要はありません。40歳を過ぎたら「経験値」を活かした仕事をすればいいのです。

具体的に言うと、企画、開発、研究など創造力が必要な仕事は40代まで。その後は、人脈を活かせる営業、人を教育する管理職、決断力が必要な経営者などの仕事に就けばいいのです。

人にはかなりの適応力がある。
取り組む前から、向き不向きを決めてしまわず、柔軟に挑戦してみればいいんですよ。

意外に思われるかも知れませんが、学者の世界は競争社会です。だれも手をつけていない分野を専攻することと、生き残るためのもうひとつの視点、自分の研究が世の中の役に立つかどうかということ。

人の役に立つことのメリットは、お金だけではありません。仕事の意欲にもつながります。ほめられると脳が活性化するんです。どんどんいい仕事ができるようになります。


脳細胞が1日約136万個減っているには、驚きましたね。
なんとか、減らない生活を送らなければ、あっという間に記憶力がなくなります。

運動と読書、講義を受けるのも。

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