退社時、会社最寄り駅から乗車。
車内は結構込み合っていて、人を避けながらの降車はとても大変でしたが、20代ぐらいの女性が
「目の不自由な方が降りまぁす」と。
皆端に寄ってくれ、スムーズに降りることが出来ました。
乗換駅ホームに上がるとすぐに電車が入って来たので乗ると、ドアから2番目に座っていた30代ぐらいの男性が
「どうぞ」と。
すると隣に座っていた30代ぐらいの女性も
「端の席どうぞ」と。
僕は端の席に着くと、今度は1つ空いた席を先ほどの2人が譲り合い女性が座ることに!
やさしさの譲り合い程美しいものはありませんね!
下車するまで30分はあるので、心地よい揺れを感じながら目をつぶっていると、50代ぐらいの男性の話し声が聞こえてきました。
「うちの息子がラジオを付けながら試験勉強をしていたからちゃんと集中出来るのかって聞いたら、無音の中で勉強する方が集中出来ないよって言うんだけど、現代っ子は皆そうなのかなぁ?」と。
僕が受験したマッサージや鍼灸の国家試験は体の隅から隅まで、それに加えあらゆる疾患をも覚えなければならなかったので、よく朝3時ぐらいに起きて、頭がパンクしそうになりながらも静かな内にぐっと集中して暗記していました!
でも1度覚えたものを復習する時はラジオを付けながらやっていましたね!
さて、勉強に集中出来る理想の環境とは無音の場所なのか、それともノイズがある場所なのか、どちらなのか、答えは「ジャーナル・オブ・コンシューマー・リサーチ」に発表されたある研究にありました!
イリノイ大学アーバナシャンペーン校のラビ・メータをはじめとする研究チームは、様々なレベルのノイズの中で創造的思考のテストを受けてもらう実験を行いました。
4つのグループに分けられた参加者は、グループごとに無音、50デシベル、70デシベル、85デシベルのノイズを聞きながら遠隔連想テストを受けました。
その結果、グループ間の成績の差はほとんどありませんでしたが、喫茶店での周囲の話し声に相当する70デシベルのグループは、他のグループに比べ突出して成績が良かったのです!
ラジオの声も恐らく70デシベルに近いのではないでしょうか?
無音よりもノイズがあった方が勉強が捗ることが分かりましたね!
話は戻り、自宅最寄り駅で降りると、50代ぐらいの女性が
「階段はこちらですよ」
と案内してくれ、改札まで連れて行ってくれました!
日中は日差しが強く、20度まで上がったと昼間のニュースで言っていましたが、夜はさすがに冷えますね!
インフルエンザも流行っているようなので気を付けないといけません!
本日もたくさんのやさしさをありがとうございました!
感謝