『ライフ・イズ・デッド』本日14日目。
好評を受け、『ライフ・イズ・デッド』2/26(日)まで上映が延びました。 http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/topics/#008991
上映時間はまた変わっているので、チェックよろしゅう。
というわけで、本日は、荒井敦史と阿久津愼太郎による、ありがとう感謝の追加舞台挨拶もあります。
小道具と衣裳のプレゼントも。
詳細は、公式HPにて。
http://lifeisdead.com/
紹介。
三平映画館の特別編16『ライフイズデッド解説』
http://sanpeieigakan.seesaa.net/category/11543088-1.html
制作裏話。
阿久津愼太郎くんの話。
アフレコって、どうしても一人ずつやることが多くなります。
編集後のアフレコ録音にて。
荒井敦史くんは主役だから、当然、たくさん録るものがあって長引いていたら、次の阿久津くんがスタジオに到着。学校終わってそのまま来たので、制服のまま。
入るなり、D2の先輩がブースでアフレコをしているのを見つけて、近づかないようにして、小窓からじっと見つめている。
アフレコブースは、窓も小さく、音も遮断されているので、中からスタジオ内の様子はあまりわからない。
なので荒井くんは、阿久津くんに気づかず、真剣にアフレコを続けていた。
阿久津くんは、そんな荒井くんを立ったまま見つめ続けた。
一区切りついて、アフレコブースから出てきた荒井くんに、阿久津くんは、そこそこ大きな声で「勉強させてもらいました」と言い放った。
荒井くん、「芸人かっ!」と挨拶でなく、ツッコミで返していた。
それを見て、おいらは「いや、その返し自体、芸人だろ」と心でツッコむ。
まぁ、そういう意味でも“深爪”ってことだったんだろうなぁ。
そんな荒井くんの返しに、阿久津くんは「ほんとに勉強してたんですよ。アフレコとかしたことないですもん」。
どうやら、阿久津くんは、芝居でのアフレコをほとんどやったことがないらしい。
荒井くんは、「そうか、じゃ、勉強してけ。って、オレも勉強したいよっ!人のアフレコとかちゃんと見たことねぇもん」
「じゃ、僕のアフレコ見て勉強してください」
「お前ので勉強になるかな。まぁ、言われなくても見てくけどな」
それを見て、おいらは、チームとか、コンビとか、グループというか、そういうのって、羨ましいなぁ、と思ったのでした。
昨日のリクエストにお答えして。
流れ星 瀧上くんの話。
前半のシーンで、茜が見せるギャグがある。
設定では、今の彼氏である黒井秀明、つまり瀧上くんが普段、披露しているギャグで、中でも茜がお気に入りのものをやるということになっていた。
一応、リハーサルの時に、瀧上くんとしほのくんに台本に書いたギャグで行くかどうか相談。
瀧上くんは、「でも、これって、恋人だから笑えたってことで、普通の人が見たら、寒いってことですよね?」
確かに、そういうギャグにしていた。
「一発ギャグ、ほとんどしないんで、難しいですねぇ。あれ、待ってくださいよ。だから、笑えないギャグになるから、いいんですかね?笑えない一発ギャグって考え出すと難しいですね。」
「そう。しかも、茜は面白いと思ってるから。いわゆる滑り笑いにする」
そこで、そのまま、台本通りのギャグで行くことになった。
ただ、瀧上くんから、しほの涼くんにアドバイスをすることに。
「面白いと思っているギャグはとにかく自信満々に力いっぱいやること。その力の入り具合が滑り笑いにつながります」
撮影当日。
しほのくんは、現場で、あのギャグを真剣に力いっぱい稽古していた。
恐ろしいことに、力いっぱいやっているのを、なんども聞いているうちに、妙におかしくなってきてしまう。
これはまずいと、稽古をやめさせ、すぐに撮影に入ったのだった。
はたして、そのギャグがどう機能しているかはスクリーンでお確かめ下さい。
さて、もう一つ。
瀧上君は、生肉を食べるシーンがある。
その生肉はあえて、豚肉にさせてもらった。
お金がない設定だったからね。
ご存知のとおり、豚肉は生ではあまり食べるのに好ましくない。
ということで、食べる回数を決め、飲み込まないように確認する。
熱めのお茶も用意した。
瀧上くんは、「大丈夫っす。罰ゲームとかでそういうの慣れてるんで」と言い放ち、本番でも臆することなく、ガツガツと食べた。
カットをかけ、豚肉を吐き出し、お茶でうがいする。
「いやぁ、生でもお肉を吐き出すのは、もったいないっすね。途中、飲み込んじゃいたくなっちゃいましたよ」と笑って、お茶を飲み干した。
感想、もしくは、感想を見つけました、なんてのを、こちらのコメント欄に書いていただけたら、僕が喜びます。
スタッフ、キャストもきっと喜びます。
なので、どうぞ、よろしゅう。
『ライフ・イズ・デッド』は2/11(土)より Cinem@rtシネマート六本木にて上映しております。
今日は、19:00より上映です。
http://www.cinemart.co.jp/index.html