ちょっと競馬プロについて書きたくなったので、久々の更新です。
私の中で競馬プロとは、競馬(馬券)で生きている人というイメージです。
競馬プロを自称する者はあまたおりますが、皆さんもご存じのようにほぼ全員がザコです。資格試験などなくて言ったもの勝ちなのだから、さもありなんです。
しかし、では競馬のプロはいないのかといえば、それは違います。
競馬プロはいますが、世に出ないだけです。
競馬プロは何故表舞台に現れないのか。
それは税金システムのせいです。
昔書いた記事を整理した際、勢い余って「競馬と税金」の記事も削除してしまったため、再度ちゃんと書きますね。
競馬では約25%がテラ銭となり、内訳は10%が国庫納付、15%がJRAの取り分です。
競馬の儲けは一時所得扱いになるため、50万を超えるプラスになると税金が発生します。その際経費扱いできるのは、同レースの購入金額のみです。よって理論的には、年間収支がマイナスでもどこかのレースで100万円プラスになれば税金が発生することになってしまいます。
プラスになったレース以外で外れた馬券も経費にするためには、事業性があり継続して馬券を購入している場合のみという、よくわからないことになっています。卍氏などはそれが認められてなんとかセーフでした。
このような税金システムは、競馬をやらない人間にとっては主に
・自分の懐を痛めることなく税収が増える
・競馬で勝った奴が妬ましい(「自分は真面目に生きているのにずるい!」などと本気で思っているカスが多数)
という理由で支持されますが、競馬をやる者にとってはイカレたシステムです。
テラ銭の段階で国庫に納付されていることと、損益通算できないこと、一時所得扱いであることなどがイカレている理由です。
妬みなどを抜きにフラットに考えれば、競馬をしない人が見ても筋の通らないおかしなシステムです。常識があればわかります。
このようなイカレシステムを放置する理由は、その方が税金を取れるからです。
NHKの受信料と同じですね。理屈が合っていなくても、変えたら税収が減るのだから放置しようというわけです。
お上が怠慢でルールを整備しないのなら、買う側もバカ正直に払う云われはないと「私は」思います。
競馬プロは競馬において他人よりも賢いので、私と同様の考え方を持つ人も少なくないでしょう。
だから、現地で紙馬券を買ったりするし世にでないのです。
あまりによく見る光景を例にすると、誰かがSNSで勝ち馬券をアップした場合、ひがみ根性丸出しのカスがすぐに税金の話を持ち出してきます。競馬のプロにとって、そんなバカどもと関わるのは百害あって一理なし、時間の無駄です。
馬券で税金を躱そうとする人たちは、NHK受信料を払わない人と似たようなものです(うちは払っていますが)。
競馬プロや競馬勝ち組は、一般人よりも圧倒的に多額の馬券を買うことで10%の国庫納付の額も相当なものになっているのだから、それで十分義務を果たしています。批判をされる筋合いはありません。
それでは、そんな競馬のプロと接触するには一体どうすればよいでしょうか?
その答えは「地道に探す」しかないでしょうね。
ブログで見つける場合、フォロワー数が多いものは馬券ではなく付随するもの(予想を売る等)で儲けようとしている可能性が高いので、競馬プロではない可能性も高くなります。
そうではなくて、「細々とやってるけどいいこと書いてるよなあ」という人の中に本物がいるのです。
実際私も、ブログ見てメッセージを送って知り合いになった競馬プロがいました。
「いました」ということは今は消えたということなので、それは果たして本当にプロなのか疑惑があるんですけど、色々と面白い経験をさせてもらったので、私は競馬プロだったと今でも思っています。
あとは、競馬のオフ会などがあったら積極的に参加してみることですね。
私はオフ会に参加したことで競馬ライフがより楽しく充実したものになりました。
世に出ない「競馬プロ」に自分がなれたら、人生愉快になりそうですね!(^^)!