2024/05/05 | かっちゃんのしょうもない話

2024/05/05

こどもの日は、5月5日に制定されている国民の祝日で、端午の節句と同じ日です。こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝することを趣旨としています。


こどもの日は、1948年に祝日に制定され、男女関係なく子どもの健康や幸せを願う日になりました。一方、端午の節句は男の子の誕生と成長を祝う日とされており、こどもの日と端午の節句は同日ですが別物です


端午の節句(たんごのせっく)は、毎年5月5日に行われる五節句のひとつで、男の子の健やかな成長を祈願する行事です。菖蒲の節句(しょうぶのせっく)とも呼ばれ、兜や五月人形を飾り、鯉のぼりをあげ、ちまきや柏餅を食べてお祝いします。


端午の節句の由来は、春秋戦国時代の中国に由来すると言われています。中国には屈原(くつげん)という人望の厚い政治家がおり、国のために真っすぐに生きたものの、周囲の陰謀により国から追放され、5月5日に川に身を投げ捨てて亡くなりました。国民は屈原の体が魚に食べられないようにと、船で川に乗り出し「ちまき」を投げ込んだり、太鼓で大きな音を出して屈原の体を守ろうとしたことから、毎年その日には屈原の供養としてお祭りが行われるようになりました。この風習が後に厄よけの行事として中国全体に伝わり、やがて奈良時代の日本においても「端午の節句」として広まったと言われています。


「端午」という言葉は「初め」を意味する「端」と「午の月」を意味する「午」が合わさった言葉で、もともとは特に五月に限った日ではありませんでした。しかし、「午」の発音が「5」と同じであること、3月3日や7月7日が節句になっていることから、5月5日が端午の節句となったという説もあります。


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