CDもDVDもブルレイも熱に弱いことは知っていたが、先日、こんなことがあった。それにつられて思い出したことをつれづれ書くと。

 

雨で、暇で、何しようかと思っていたら、突然、東京オリンピックの閉会式の録画を見てみようと思った。ただの思いつきである。

東京オリンピック開催時の中継は全く見なかった。ただ、HDDに撮り溜めはしていた。後で早送りで時短、時間短縮で見ようと思ったが、しばらくして暇もあったのでブルレイに焼くことにした。

円盤の入れ物には入れていたが、その入れ物自体をホットカーペットの上に置いていた。何冬置いていたのか分からないが、冬期期間中ずっと置いてしまっていた。

で、先日たまたまこの閉会式を見ようと思いつき、見たら、ああ閉会式でマラソンの表彰式をするのだと思った、マラソンは鉄人レースだったんだと今頃思い出した。東京都知事も和服姿で出ていた、おおきなイベントだったからな。ところがその頃から画面にノイズが出るようになった。ホットカーペットの熱でブルレイが痛んできているのだった。

 

とりあえず最後までは見れたが、あと何年このブルレイをみることができるだろう、と思った。

 

焼いたメディアを調べると、再生できないブルレイがたくさんあった。全部捨てた。まぁ、何かをして、観たいとは思わない番組だったからね。惜しくない。

 

ブルレイはガチガチにプロテクトをかけているから複製はできないし、(それをする程の値打ちもないし)、また元のテレビから焼けばいいかも知れないが、このテレビ、落雷で写らなくなったのでメーカーの技術者に見てもらったら、5万円なにがしかで基板交換で対応ということになった。たかだか2000円かそこらの雷サージよけの機器を入れていなかったのが不幸の原因だ。

 

テレビは見れるようになりましたが、接続しているHDDの録画は見れなくなりましたので、と言うことだった。

 

さもありなんとは思ったが、ひどい。

 

だいたいが、著作権保護のため、HDDに保存したりブルレイに焼くこと自体が問題なんだろうが、まぁ、いいか。これでブルレイが流行らないわけだ。著作権者の権利をどう考えるんだ!という声が聞こえてくる。YouTube 動画はコマーシャルが出るが、只だし、最近は映画も只で見れたりする。面白くなければ消えてしまうだろうが、再度見るだけの値打ちはあるか?テレビ番組にしても同じだ、録画して再度見る値打ちはあるか?

 「いいね光源氏くん」は面白かった、シーズン2も録画したと思うがブルレイには残っていなかった。

 フランキー堺がやっていた「私は貝になりたい」が観てみたい。曾祖父の家で夜に1度見ただけで、数十年、記憶に残っている。しかももう1度見てみたいと思っている。

 ディズニーの「白雪姫」も何度も見た映画だ。著作権が切れたとかで500円でDVDを売ったいたので早速買って観た。いい映画だ。手塚治が観て参考にしたというのもうなずける。

 ディズニーが古いフィルムをデジタル処理して白箱のDVDで販売が開始した時は衝動買いしてしまった。きれだ。ブルレイでも販売されたので、よっぽど綺麗になったのかと思ったら白箱の白雪姫と同じだった。(高い買い物をしてしまった)

 

で、何考えていたっけ?

 

 タイムマシンで未来世界へ行った男が、図書館の案内システムに会い、会話するという映画があったが(題は失念した)、核戦争後、数万年も維持できる記憶システムはできないだろうか。

クリスタルは熱に強いかな?

 クリスタルにデータを記録するのに熱を使ったのだったら、また、熱でデータが壊れるかも知れない。

 クリスタルを生成する際に、結晶構造の中にデータを記録すれば、熱で破壊することは防げるかも知れない。化学には疎いのでただの妄想かも知れないが。

 

 半導体メモリーは弱いと聞いたことがある。信憑性は不明である。

 

 YouTubeやWikiPediaのようにどこかのサーバーに保存して、そのサーバーをきちんと管理すれば保存も可能だろうが、核戦争に耐えられることができるだろうか。

 まあ。人がいなくなればこの情報も白雪姫も誰の値打ちにもならないだろうが。

 

 

と、雨で強風で、コロナとインフルエンザで暇なので妄想にふけっていた。