朝日新聞支局長をやってた著者の伊藤さんが、以前関係者に送っていた取材の狙いにはこう書かれていたそうです。
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「自分は悪党だと思う」と最初のインタビューのときにガーシーさんが発言されて、自分をこう表現する人もあまりいないな、と非常に印象的に思ったのが始まりです。
悪党にしか裁けない悪がある。
これはガーシーの名言でガーシーが好きなワンピースの主人公はあくまでも海賊であり、正義は海軍ですが、ガーシーはそういう悪党たちが集まって巨悪を倒すストーリーに自らを重ねているところがある。
では実際のガーシーはどういった人物なのか?
本当に悪党なのか?
それとも悪党を演じているだけなのか?
自らを悪党と公言するガーシーの実像を多くの関係者の証言を通じて浮かび上がらせたいというのがこの本の大きな意図の一つです。
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伊藤さんは僕までもかなり執拗に追いかけてきたので途中から連絡をたってしまいましたが、どうやらその本が講談社から出版されるようなので紹介しておきます。