正月休みに、部屋のレイアウトを変えた。
窓際にキーボードを持ってきて、左手にUSBオーディオインターフェースを介して、PCが操作しやすいL字型レイアウトにした。
あまり使わなくなったALESIS ADATなどのハードウェアは、片づけた。
窓から外を眺めることができ、解放感があってよろしい!

さて、3月~4月のLIVEに向け、そろそろ新曲のアレンジをしなくては…
2024年、やっと「始動!」である。

僕の場合の制作手順は以下のように行っている。
2024年の現在においては、いささか古いやり方である。

① Ensoniq SD-1の24trシーケンサーにBASS、パーカッション系、キーボード系を楽器ごとにトラックを分けて打ち込む。
SD-1はメインのステレオ出力とは別に2つパラアウトがあり、僕はBASSとバスドラを個別に出力するようアサインする。

>Creator’s point !
オケを、高音域、中域、低域と分けて考えたとき、BASSとバスドラは、低域を担う重要な楽器であり、グルーヴ感、ビート感を決定する楽器である。
ゆえに、この2つの音量バランスだけで、かなり全体の印象が変わる重要なパートだと思うので、録音した後からでも容易に音量バランスや音質を変えられるようにしたい。

また、BASSとバスドラだけ、エフェクトのかけ方が、他とは異なる。
BASSとバスドラには、通常リバーブはかけない。ドライが基本である。
なぜなら、ビートを刻んでいるので、リバーブでビート感がボケてしまうのを避けるためである。タイトに決めたければ、リバーブはなし!あっても、アンビエンス程度。
また、ここだけ比較的強めにコンプをかけて、平坦化することで、全体が安定する。

MP9000は個別にステレオアウトでPCへ
これだけで6ch必要。

DAWは「Cubase Artist 12」を使ってます。
昨年、LEを卒業しアップグレードしました。
「Pro」まではいらないかな?と思い、中間グレードにしました。

② Guitarを録音する。
SansAmp Acoustic DIを経由して、UAC-8経由でPCへ。


 

 

以上、7chでバックトラックを構成します。
これにコーラスパートなどを足していくと、だいたい10chくらい使うのが定番です。

つまり、PC上では100%オーディオデータで、僕はMIDIデータもソフトウェア音源も使っていません。
これは、PCの性能に負担をかけないメリットはありますが、Cubaceのクロックと、SD-1のクロックが同期していないので、完全にずれます。
あとからMIDIデータを加えたりということができません。
クロックに合わせてオーディオ編集する技も使えません・・・涙。
またMIDIデータを使って、楽譜化することもできません。

私的にはこれでまあまあ事足りてますが、今後は・・・プロ活動上は、DAW上でMIDIを扱った方が、本当はいいんでしょうねえ・・・(課題・・しょぼん)

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#SurfaceLaptop3
#cubaseartist12
#バスドラとbassはドライが基本