今月号の「創」の記事は面白かった。

麗華さんの記事もある。

「ここまでわたし一人で生きてきたわけではない。多くの方の助けによって、わたしは生かされてきた。」
「これからは自分の意思で、付き合う人を選んでいく。これはある意味、父からの自立の第一歩かもしれない。」などという文言には、やっぱり心を打たれたね。

重箱の隅をつつく連中は「わたしの物語」という言葉づらを捕まえて、「それでは、『ノンフィクション』でないではないか。」と突っ込むんやろな(笑)。

私としては、麗華さんの再出発を信じたいし、陰ながらでも応援したいと思う。

とうとう、森達也さんが「敢えて下劣なレベルに下る」として、滝本弁護士や青沼陽一郎に反論を載せていた。「言った、言わない」の類いの本当に下劣でつまらない話。オウム情報を追っていないと全然事情は分からないだろうが(笑)。

香山リカと小林よしのりとの対談総括も面白い。「アイヌ問題」がテーマであるし、どちらの言い分にも説得力がある。民族とは何か。という深いテーマが横たわっているのでなかなか結論は出すのが難しいのではあるが、考える切っ掛けとしては非常に参考になるものである。